小宮 康孝(こみや やすたか)の着物買取なら無料査定のできるSATEeee着物買取にお任せ!

1.小宮 康孝の着物作品をお持ちの方へ

小宮康孝は、昭和時代から平成にかけて活躍されていた染織家です。その作品はお洒落で着ていく小紋にこだわりをもって制作されているため、着物にお洒落を求めている方から非常に人気集めています。また、すでに亡くなっているため希少価値もあることから、小宮康孝の作品は人気が高いため高額査定になる可能性があるでしょう。

このページの目次

2.小宮 康孝の着物作品についての解説

小宮康孝は、父から厳しい指導を受けながら染織について学んでいました。20代半ばの頃から、染料の堅牢度改善を研究し始め、その時にイギリスの紳士服からヒントを得て、高い堅牢度を実現しました。その結果、本来の絹ならではの鮮やかで丈夫な布を織ることができたのです。小宮康孝の作品は、非常に丈夫に作られており、お洒落着として回数を重ねて着ても色褪せない小紋になっています。

3.小宮 康孝の経歴や着物作品の特徴説明

小宮康孝は、1925年11月12日東京都浅草に生を受けました。父・康助は江戸小紋の重要無形文化財の保持者です。そんな父から厳しく指導を受け、小宮康孝は染織について深く学んでいきます。1945年に空襲被害に遭い、一時家業を中断せざるを得ない状態になりましたが、その後父と二人で江戸小紋の板場を復活させ、色褪せない染料の研究に励みます。その後も次々に作品を生み出し、多くの賞を受賞され、1978年に父と同じく重要無形文化財の保持者となりましたが、2017年に永眠されました。

4.小宮 康孝の着物作品の買取査定ポイント

先述のように、小宮康孝はすでに亡くなっているため、作品の希少価値が非常に高いと予想されます。正真正銘本人の作品かどうかが重要なポイントになるでしょう。本人の作品なら、着物時代にサインが書いてあることが多く、証明書も付属されているはずです。また、保存状態も大切なポイントで、良好なものほど価値が高くなるでしょう。

代表的な着物作品の査定ポイント
  • 正真正銘、小宮康孝の作品か(証明書があると良い)
  • 保存状態は良いか(シミ・シワ・カビなどはないか)
  • 素材は何でできているか

5.小宮 康孝の着物作品の取引相場とは

人間国宝にも選ばれている小宮康孝の作品は、市場においても人気があり、高値で取引される傾向にあります。例えば、彼が手掛けた一富士二鷹三茄子柄 の江戸小紋は189,000円で取引されています。こちらは絹素材でできたもので、黒地に描かれた模様が美しい着物です。他にも、しつけ付の江戸小紋が62,800円で取引されていました。衿山に若干の薄い汚れがあり値段が抑えめになっています。

6.小宮 康孝の着物作品の買取査定まとめ

小宮康孝の最大の功績は、「色褪せない染料を生み出したこと」でしょう。染織界に多大な貢献をした小宮康孝の作品を、ご自宅にお持ちで売却を考えてる方は、ぜひ専門店での査定をおすすめします。小宮康孝の作品の価値を知らないと、正しい査定金額にはならないかもしれません。小宮康孝の作品を査定してみませんか?

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