成竹 登茂男(なるたけ ともお)の着物買取なら無料査定のできるSATEeee着物買取にお任せ!

1.成竹 登茂男の着物作品をお持ちの方へ

成竹登茂男は、日本を代表する加賀友禅作家で、日本画家でもありました。その腕は加賀友禅伝統工芸士にも選ばれるほどで、その技術を駆使して多くの作品を生み出してきました。今回は、そんな成竹登茂男について作品の査定ポイントや相場価格について解説していきます。

このページの目次

2.成竹 登茂男の着物作品についての解説

成竹登茂男は、昭和50年代に加賀友禅伝統工芸士として認定された6人のうちのひとりです。当時の加賀友禅作品をけん引してきた人物として名をはせました。成竹登茂男の作品は、色鮮やかな色使いですが、その中にも優しく上品な印象を持っている作品が多くあります。その作品を着た女性は、優美に見えるほどです。また、加賀特有のぼかしや色つけなどを使い分け、見事なまでに加賀友禅の素晴らしさを作品に表現していました。

3.成竹 登茂男の経歴や着物作品の特徴説明

1903年に金沢市に生まれた成竹登茂男は、叔父が染物屋を営んでいたこともあり、叔父に勧められて京都へ修行に出ました。その後、金沢市に戻ってきた成竹登茂男は、工業学校を卒業後、さらに東京で修行を積みました。1938年に第2回新文展にて初入選を飾ります。その後も、新文展や日展にて活躍したのち、1964年には金沢市文化賞を受賞、さらに1975年には北国文化賞を受賞しました。それまでの活躍と技術が認められ、1976年に加賀友禅伝統工芸士に認定されます。翌年の1977年には、石川県の無形文化財加賀友禅染技術保存会副会長に就任し、長らく活躍されてきましたが、1991年に惜しまれながらも亡くなりました

4.成竹 登茂男の着物作品の買取査定ポイント

まずは、成竹登茂男の真作であるかが重要なポイントになってくるでしょう。本人の作品ならば、購入した際に証明書などが付属されているはずです。さらには作品自体に本人のサインを書いている作家もいるため、確認しておきましょう。また、作品の保存状態も大切なポイントです。良好な保存状態だとより高額査定になる可能性があります。

代表的な着物作品の査定ポイント
  • 正真正銘、成竹登茂男の作品かどうか(証明書やサインがあるとよい)
  • シミ、シワ、カビなどはなく綺麗な状態か

5.成竹 登茂男の着物作品の取引相場とは

成竹登茂男の作品は、ネットオークションなど市場においても積極的に取引がされています。価格は作品にもよって異なりますが、良いものだと10万円を超える金額で落札されています。例えば、彼が手掛けた加賀友禅の訪問着は101,000円で落札されていました。蒸栗色の生地に映える模様が美しい着物です。他にも、様々な加賀友禅の着物が取引されています。

6.成竹 登茂男の着物作品の買取査定まとめ

成竹登茂男の作品は、加賀友禅の独特のぼかしや染め方などを使い伝統的な作品を多く制作しました。すでに亡くなられていますが、いまだにファンは途絶えず、その作品は高い人気を誇っています。もしご自宅に売却を考えている成竹登茂男の作品をお持ちの方は、ぜひ買取査定に出してみましょう。

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