べっ甲製かんざし(べっこうせいかんざし)の着物買取なら無料査定のできるSATEeee着物買取にお任せ!

1.べっ甲製かんざしを売りたいお客様へ

着物姿の美しさを最大限に引き出してくれる、べっ甲製かんざし。江戸時代の浮世絵にも、べっ甲製かんざしで髪を美しく飾り立てている女性の姿をみることができます。
艶やかな色合いのべっ甲製かんざしは、日本だけでなく海外でも人気があります。

このページの目次

2.べっ甲製かんざしについての解説

べっ甲は、熱帯に棲むウミガメの一種・タイマイの甲羅の加工品で、背と腹の甲を構成する最外層の角質からなる鱗板を10枚程度に剥がして得られます。色は半透明で、赤みを帯びた黄色に濃褐色の斑点があり、黄色の部分が多いほど価値が高いとされています。
かつては優れたべっ甲細工の職人がたくさんいましたが、現在では数が少なくなっています。

3.べっ甲製かんざしの歴史

ウミガメの甲羅を加工する技術は、中国から日本に伝わってきました。
日本のべっ甲の歴史は、聖徳太子が小野妹子を隋に遣わしタイマイをもたらしたことから始まります。
その後、べっ甲で作られた「玳瑁如意」「玳瑁杖」「螺鈿紫檀五弦琵琶」などが東大寺正倉院の宝庫に所蔵されました。
そして江戸時代になると、ポルトガル人の来日により長崎を中心にべっ甲細工の技術が発達しました。

4.べっ甲製かんざしの作家

  • 大澤鼈甲

5.べっ甲製かんざしの買取査定ポイント

べっ甲は、黄色の部分が多いほど価値が高いとされています。
また、珊瑚などが使われていたり、透かし彫りなどの手が込んだ細工が施されていたりすると、査定額がアップします。

代表的な査定ポイント
  • 保存状態
  • べっ甲製かんざしの色やデザイン

6.べっ甲製かんざしの取引相場価格

べっ甲製かんざしは、保存状態がどのようになっているか、また、べっ甲の色やデザインによって、価格が異なります。
非常に保存状態の良い、中古のべっ甲製かんざしであれば、100,000円での取引がありました。

7.べっ甲製かんざしの買取についてのまとめ

もし、長いあいだ使っていないべっ甲製かんざしがあれば、一度査定に出してみてはいかがでしょうか?
べっ甲製かんざしには、透かし彫り加工が施されていたり、美しい蒔絵のものなど、さらに価値が高いものもございます。そしてこれらは、現在では職人の数が減っているため、非常に希少です。保存状態が良ければ、お手持ちのべっ甲製かんざしが思わぬ高値で買い取ってもらえるかもしれません。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。