五嶋紐(ごとうひも)の着物買取なら無料査定のできるSATEeee着物買取にお任せ!

1.五嶋紐を売りたいお客様へ

五嶋紐は、明治生まれの無形文化財技術保持者である、故五嶋敏太郎氏が考案しました。品質が良く締めやすいため、現在も着物ファンに支持されています。五嶋紐の帯締めは、長時間締めていても疲れにくく、デザインと色使いにも幅があるので、普段の着物から礼装用までいろんなコーディネートに重宝し、需要もあるので高値で取引されています。

このページの目次

2.五嶋紐についての解説

五嶋紐は、戦国時代から使われている組み紐という伝統工芸に、江戸組紐の粋と巧みを注ぎ込んだものです。帯締めや下駄の鼻緒などに用いられる組み紐は、さらに丸打ち、角打ち、平打ちに分けられています。上等な絹糸をたっぷり使って、手組みで丹念に仕上げた紐で、締めやすくて緩みにくい、という特徴があり着物ファンには有名で長く愛されてきました。無形文化財に指定され、皇室にも献上された由緒ある五嶋紐は、現在三代目が技術と伝統を引継ぎ、お洒落な帯締めとして人気を博しています。

3.五嶋紐の歴史

五嶋紐は、五嶋敏太郎が昭和13年に戦国時代の武将の兜紐の製法を参考にして考案しました。昭和35年無形文化財の指定を受け、皇室献上するなど、その品質の高さが評価されました。組紐職人一筋80年、高くても良い品の価値のわかる人へ届けたいという信念を継承する三代目が、伝統を活かすと共に新しい感覚を取り入れて制作に励んでいます。

4.五嶋紐の買取査定ポイント

五嶋紐は、五嶋紐職人の手組みで生産されたかが重要です。工房や呉服店が明記されたものであれば、なお良いでしょう。

代表的な査定ポイント
  • 五嶋紐職人によって作られたものか(証紙があれば尚良し)
  • 織元や呉服屋が明確かどうか (織元が明記されていれば尚良し)
  • 正絹かどうか (正絹100%かどうか)
  • 保存状態は良好か(変色や生地のほずれがないか、箱が残っているかなど)

5.五嶋紐の取引相場価格

相場価格は状態が良いか、どこの工房が生産者かによって大きく異なります。例えば、無形文化財、皇室献上五嶋紐、高級帯締めと帯揚げセットが9,000円の値がつきました。こちらは正絹100%平組の組み紐で、長さ155cm、幅1.5cmのお品です。また、京都井澤屋謹製の五嶋紐帯締めは8,250円の値がつきました。ピンクの濃淡から淡いグリーンのグラデーションの角組みで、長さが162cmのお品です。

6.五嶋紐の買取についてのまとめ

五嶋紐は、戦国時代から使われている組み紐という伝統工芸に、江戸組紐の粋と巧みを注ぎ込んだものです。帯締めや下駄の鼻緒などに用いられる組み紐は、さらに丸打ち、角打ち、平打ちに分けられています。30年たった熟練の職人が、やっと柔らかく締めやすい紐を組める、という五嶋敏太郎の精神は、弟子たちに受け継がれています。現在も絹糸の選別から、染色そして組み技法まで、五嶋組紐職人が一つ一つこだわって手作りしていますので、高い評価は変わらず健在です。

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