京友禅(きょうゆうぜん)の訪問着の着物買取なら無料査定のできるSATEeee着物買取にお任せ!

1.京友禅訪問着を売りたいお客様へ

訪問着は、昼間の礼装となる女性の和服です。肩から裾に流れるような模様が描かれているのが特徴です。
友禅はそれぞれの種類ごとに特徴があります。その中でも上品な古典柄を特徴とする京友禅振袖は、時代によって柄の流行り廃りが少ないので、とても人気があります。

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2.京友禅訪問着についての解説

京友禅訪問着は、着用シーンも幅広いため、中古であっても需要が高いです。裾だけ模様が入った留袖より、色柄の種類が多いので、訪問着を着るときには、帯などのコーディネートをより楽しむことができます。

3.京友禅訪問着の歴史

京友禅の歴史は、江戸時代中期に遡ります。1678年頃、大人気だった扇絵師の宮崎友禅という人物が、京都で小袖などの衣装に華麗な模様を染めるようになったのがはじまりです。「友禅」とは、もとは人の名前だったのですね。この宮崎友禅が創案したといわれる、糸目糊を使い、白い生地に絵画のように模様を描き、染め出すやり方は手描き友禅と呼ばれ、現在でも受け継がれています。

4.京友禅訪問着の代表作や作者

  • 千總
  • 藤井寛
  • 久保耕(久美すがた)
  • 伊と幸(純国産シルクの使用)
  • 三越や高島屋など、百貨店ブランドの京友禅訪問着

5.京友禅訪問着の買取査定ポイント

訪問着はシミやカビ、虫食いなどがあった場合は査定額が下がってしまうため、キレイな状態であることが大切です。また、使われている素材が正絹であり、手描き友禅などの伝統的な技法で作られたものは人気があります。千總や藤井寛など、着物好きなら誰もが知っているようなブランドの京友禅訪問着は価格が上がります。また、良質なシルクを使用し、高品質な縫法に定評のある百貨店ブランドの訪問着も高価格になることが多いです。

代表的な査定ポイント
  • 保存状態
  • 生地の種類
  • 有名作家・ブランドまたは百貨店の訪問着

6.京友禅訪問着の取引相場価格

京友禅訪問着は、有名作家・ブランドのものであるか、保存状態がどのようになっているかによって、価格が異なります。
中古で保存状態の良い、千總の訪問着であれば、140,400円取引がありました。また、未使用に近い状態のノーブランドの訪問着は、38,000円で取引もありました。

7.京友禅訪問着の買取についてのまとめ

一般的に、現在主流となりつつある化繊やインクジェット染めの友禅より、一昔前の正絹・手描き友禅のほうが品質が高いため、箪笥に眠っている京友禅訪問着があれば、一度査定に出してみてはいかがでしょうか。