龍村 平蔵(たつむら へいぞう)の着物買取なら無料査定のできるSATEeee着物買取にお任せ!

1.龍村 平蔵の着物作品をお持ちの方へ

龍村平蔵は、画期的な方法で制作する独自の織物を追求した染織家です。作品づくりだけでなく、古代裂の復元にも力を入れた龍村平蔵は、芸術界に大きく貢献し、海外も視野に幅広い活動を行い、染織界に新たな道を提示しました。その作品は優れた技術だけでなく独創的な図案も特徴となっており、現在でも高い人気を誇っています。

このページの目次

2.龍村 平蔵の着物作品についての解説

龍村平蔵は、明治から昭和にかけて活躍した染織家です。西陣に設立した龍村製織所を運営し、その名は息子である2代目に継承されています。龍村平蔵は高浪織やゴブラン織、絞結織など、新たな技法を用いてさまざまな美術織物を手掛けてきました。その作品は非常に美的感覚に優れており、「恐るべき芸術的完成」と、かの芥川龍之介も賛美の言葉を送っています。

3.龍村 平蔵の経歴や着物作品の特徴説明

龍村平蔵は1876年大阪に誕生しました。17歳の時に行商や仕入れの見習いを始め、1905年に京都西陣に龍村製織所を設立、作品づくりや研究を進めます。1931年には文展工芸部門の審査員を務めるようになり、その間も多くの作品を展覧会に出品しました。1938年には龍村織物美術研究所を設立し、1956年には日本芸術院恩賜賞を、1958年には紫綬褒章を受賞、その後1962年に逝去しています。

4.龍村 平蔵の着物代表作品の紹介

  • 威毛錦(おどしげにしき)
  • 円文白虎錦(えんもんびゃっこにしき)

5.龍村 平蔵の着物作品の買取査定ポイント

龍村平蔵の買取では、作品の保存状態が査定に大きく関わります。シミや汚れ、ほつれなどのない綺麗な状態であることが理想ですが、傷みの度合いによっても評価は上下します。また、落款や証紙の有無も確認しておきましょう。これらは、品物が本物かどうか確認するためにも必要になります。

代表的な着物作品の査定ポイント
  • 保存状態
  • 落款や証紙の有無
  • 本物かどうか

6.龍村 平蔵の着物作品の取引相場とは

龍村平蔵の作品は人気が高く、高値で取引されるケースも多く見られます。例えば、豊かな色彩が特徴的な袋帯には、305,999円の値が付きました。こちらは黒地に多くの刺繍がなされ、龍村平蔵の落款が見られるお品でした。また、甲比丹孔雀文様の袋帯は、280,000円で取引されています。こちらは長さが438cm、裄が30cmの状態の良いお品でした。

7.龍村 平蔵の着物作品の買取査定まとめ

龍村平蔵は西陣に工房を築き、高浪織やゴブラン織りなどさまざまな織物美術を手掛けた染織家です。新たな技法の研究や古代織物の復元にも没頭し、多くの成果を得た人物でもあります。龍村平蔵の作品は高い完成度を誇り高く評され、買取においても高額査定となる可能性がある織物美術品です。