久保田 一竹(くぼた いっちく)の訪問着の着物買取なら無料査定のできるSATEeee着物買取にお任せ!

1.久保田一竹訪問着を売りたいお客様へ

訪問着には様々な種類がありますが、その中でも数が多いのは友禅であり、辻ヶ花の訪問着はとても珍しいです。
友禅が江戸時代に発展していった技法であるのに対し、辻ヶ花は室町時代から安土桃山時代に発展し、その後は姿を消してしまった幻の技法です。
辻ヶ花を扱う作家やメーカーは少なく、その中でも久保田一竹が作製した「一竹辻が花」の訪問着は、最高級品であるとされています。その美しさから、国内だけでなく海外でも人気があり、需要が高いです。

このページの目次

2.久保田一竹訪問着についての解説

久保田一竹訪問着は、度重なる重ね染め・重厚な絞り・独創的デザイン及び色調を基調とした作品であり、その絵画のような美しい着物は、「一竹辻が花」と呼ばれています。
特に高価なものの値段は300万円ともいわれ、着物というよりはもはや美術品の域に達しています。
また、光沢としなやかさが出るように特殊な生地で作られているため、何年経っても縮みません。

3.久保田一竹訪問着の歴史

久保田一竹は20歳のときに幻の染めである辻ヶ花と出会い、「いつか復活させたい」と思うほど魅了されました。その後、シベリアでの抑留など困難な時代もありましたが、辻ヶ花の研究を行い、国内外で多数の展覧会が行われるようになりました。1990年にはフランス政府より、フランスと世界に芸術において多大な影響を与えたことを称えられ、フランス芸術文化勲章シェヴァリエ章を受賞しました。

4.久保田一竹訪問着の代表作・

  • 光響
  • 富士山

5.久保田一竹訪問着の買取査定ポイント

久保田一竹訪問着はかなり高い査定額がつきますが、それでもシミやカビ、虫食いなどがあった場合は査定額が下がってしまうため、キレイな状態であることが大切です。

代表的な査定ポイント
  • 保存状態
  • 生地の種類
  • 初代久保田一竹の作品であるかどうか

6.久保田一竹訪問着の取引相場価格

久保田一竹訪問着の取引相場価格は、中古品であっても、袋帯や襦袢、帯揚げなどがセットになって1,080,000円で取引がありました。また、花の模様が付いていない訪問着だけであっても、302,400円で取引もありました。

7.久保田一竹訪問着の買取についてのまとめ

1993年に文化庁から文化長官賞を受賞した久保田一竹の着物の素晴らしさは、世界中で認められています。
もはや美術品といえる、久保田一竹の訪問着は非常に高価な査定額となることも多いため、もし手元にあるという方がいらっしゃったら、ぜひ一度査定に出してみてはいかがでしょうか。