京友禅振袖(きょうゆうぜんふりそで)の着物買取なら無料査定のできるSATEeee着物買取にお任せ!

1.京友禅振袖を売りたいお客様へ

振袖は着物の一種で、未婚の女性が着る礼装のことを指します。振袖は、未婚女性が着る着物の中で最も格が高いとされています。成人式に、自分の振袖を誂えたという方もいらっしゃるのではないでしょうか?振袖は、あまり知られていませんが、大きく分けると5種類の友禅があります。呉服屋さんなどで目にする機会が最も多い京友禅をはじめ、加賀友禅や東京友禅、十日町友禅、そして名古屋友禅など、友禅はそれぞれの種類ごとに特徴があります。その中でも上品な古典柄を特徴とする京友禅振袖は、時代によって柄の流行り廃りが少ないので、とても人気があります。

このページの目次

2.京友禅振袖についての解説

京友禅振袖は、未婚女性が成人式をはじめ結婚式や結納に着用する礼装です。華美で若々しい柄が多いため、家族や友人の結婚式に参列する時に着ると、親族から「場が華やかになる」と喜ばれることが多いです。振袖は、袖の長さによって「大振袖」「中振袖」「小振袖」の3種類に分類され、最も格が高いのは「大振袖」で、花嫁の衣装としても着用されています。成人式でよく見られるのは「中振袖」であり、袖丈の長さは100cm前後です。

3.京友禅振袖の歴史

京友禅の歴史は、江戸時代中期に遡ります。1678年頃、大人気だった扇絵師の宮崎友禅という人物が、京都で小袖などの衣装に華麗な模様を染めるようになったのがはじまりです。「友禅」とは、もとは人の名前だったのですね。この宮崎友禅が創案したといわれる、糸目糊を使い、白い生地に絵画のように模様を描き、染め出すやり方は手描き友禅と呼ばれ、現在でも受け継がれています。

4.京友禅振袖の代表作や作者

  • 千總
  • 藤井寛
  • 久保耕(久美すがた)
  • 伊と幸(純国産シルクの使用)
  • 三越や高島屋など、百貨店ブランドの京友禅振袖

5.京友禅振袖の買取査定ポイント

振袖はシミやカビ、虫食いなどがあった場合は査定額が下がってしまうため、キレイな状態であることが大切です。また、使われている素材が正絹であり、手描き友禅などの伝統的な技法で作られたものは人気があります。千總や藤井寛など、着物好きなら誰もが知っているようなブランドの京友禅振袖は価格が上がります。また、良質なシルクを使用し、高品質な縫法に定評のある百貨店ブランドの振袖も高価格になることが多いです。

代表的な査定ポイント
  • 保存状態
  • 生地の種類
  • 有名作家・ブランドまたは百貨店の振袖

6.京友禅振袖の取引相場価格

京友禅振袖は、有名作家・ブランドのものであるか、保存状態がどのようになっているかによって、価格が異なります。新品未使用であれば、久保耕なら約32万円で取引があり、1回使用したものであっても、京友禅競技大会近畿経済産業局長賞受賞の京友禅振袖は約21万で取引がありました。
シミがあったとしても、古典柄で品質が高く、落款有のものであれば約9万円で取引があります。

7.京友禅振袖の買取についてのまとめ

未婚女性にとって最も格式高い着物である振袖は、成人式や卒業式などで着用するために毎年多くの女性が購入することとなり、安定した需要があります。