木原 明(きはら あけし)の着物買取なら無料査定のできるSATEeee着物買取にお任せ!

1.木原 明の着物作品をお持ちの方へ

木原明は絞り染めと呼ばれる技法と手書き友禅が特徴的な日本工芸会所属の染色家です。辻が花染の巨匠、小倉建亮と日本画の名人、小松均から技術を学び伝統工芸展等で多数受賞した経歴を持ちます。2011年には京都府無形文化財にも選ばれました。職人技と絶妙な色彩が奏でる世界は訪問着一つとっても確かな感動を与えてくれるため、木原明作品の買取需要は高いです。

このページの目次

2.木原 明の着物作品についての解説

木原明は辻が花染で知られる小倉建亮と日本画の名手でもある小松均の下で学び、日本工芸展や伝統工芸展で数多くの入選を果した染色家です。その活躍ぶりに1993年には天皇・皇后両陛下より御下問されたこともありました。2011年には京都府無形文化財認定に認められ晩年まで染色業界の第一線に立ち続けた作家です。絞り染めによる上品で繊細な作品の数々は今日も多くの染物・着物愛好家に支持されています。

3.木原 明の経歴や着物作品の特徴説明

木原明は1942年に日本工芸会正会員である木原生長の子として京都で生を受けます。20歳になると木原明は辻が花染で名を馳せていた小倉建亮に師事、更に腕利きの日本画家である小松均からも技術を学び現在の代名詞でもある説得力のある画力と素材を効果的に扱った技法を会得しました。以降、展覧会での入選で幅広い支持を得ていき、35歳を過ぎた頃ともなると木原明は父と同じ日本工芸会正会員に認められます。絞り友禅訪問着等を生涯精力的に制作し続けましたが惜しくも2014年に亡くなりました。晩年まで制作された作品郡の数々は現在も一般層・コレクター問わずファンが多いです。

4.木原 明の着物代表作品の紹介

  • 絞り友禅訪問着「朝露の径」(1993年)
  • 友禅絞り訪問着「葛走り文」(1992年)
  • 友禅絞り訪問着「川面映象」(2014年)

5.木原 明の着物作品の買取査定ポイント

木原明の作品は本人制作の証である証紙が付属されていると査定額が高くなりやすいです。また、品物の保存状態も買取金額に影響するので着物・帯類は傷みや色焼け、シワ等が発生しないように気をつけましょう。

代表的な着物作品の査定ポイント
  • 木原明本人による作品かどうか
  • 痛みや腐食、色落ち等は無いか
  • 真作の証である落款があるか、もしくは証紙が付属しているか
  • 流通が盛んな商品かどうか(流通が少なければ希少価値が付きやすい)

6.木原 明の着物作品の取引相場とは

木原明作品の取引相場価格は本人による真作かどうか、付属品の有無、状態等によって変動します。長さ380cm太鼓幅30cmの九寸名古屋帯で絹鼠地に花の模様をあしらった作品は約1万2千円の値で取引が行われました。シミが1点あるものの絞り染めの色合いが際立つ雅な一品です。木原明により制作された着物・帯類は条件次第で高値での買取が期待できるため、作品を所持している方は是非お問い合わせください。

7.木原 明の着物作品の買取査定まとめ

木原明は繊細な手書きと絞り染めによる色彩が特徴的な染色家です。辻が花染技法で著名な小倉建亮と日本画で数々の功績を遺した小松均を師として、技を磨き多数の展覧会で輝かしい成績を修めました。白色一つとってもほんのり黄色味が感じられたりする等こだわりぬいて制作された作品は現在も人気が高く、証紙が付属する真作ならば高価買取も狙えます。

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