袴(はかま)の着物買取なら無料査定のできるSATEeee着物買取にお任せ!

1.袴を売りたいお客様へ

袴は、腰から下に着用される和装の一種です。現在では大きく分けて男性の礼装用袴と女性の卒業袴になります。特に男性の礼装袴は、大変価値のあるもので、山形県の米沢産の仙台平織がその代表格といわれています。絹織りですが厚地で、しっかりと絹糸を打ち込んで織る縞模様が、戦国から江戸時代に武将たちに好まれてきました。特に人間国宝に指定れた作家の織物は、数百万円もするほどですので、状態の良い中古なら、高く取引される可能性があります。

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2.袴についての解説

袴は、現在その生産の90%は山形県の米沢で行われています。この米沢で織られる仙台平や米沢織の袴が、男性礼装で着用される袴となっています。袴の着用がよくみられる場面といえば、冠婚葬祭や成人式などの礼装用があります。その他にも歌舞伎や能など芸能事の衣装、武道の稽古着や職人の作業着、さらにはお祭りなどでも見られる機会があります。もともと袴は、古代から江戸時代にかけて、主に位の高い男性に着用されていた着物でした。しかし、明治以降になると女学生の間で銘仙や小紋の着物に袴をつけたスタイルが大流行します。今でもその名残から、学校の女子教員や女子学生は卒業式の際に着用しているのが見られます。ただ、高い品質から高値のつく袴とは、主に武士が着用したという男性用の袴です。それらは仙台平、米沢織、緞子、縞小倉、博多平の着物地で作られてきました。当時は槍も通さないほど堅固だったといわれています。創業400年の織物が現在も残る縞小倉は、木綿で織った地厚の縞織で、徳川家康の袴として着用されたことで有名です。また、仙台平は伊達政宗にその起こりがあり、絹糸で織られますが非常に地厚で丈夫です。米沢織や博多織も同様で、これらの袴は質実剛健ながら、上品な織元独自の縞柄を持っています。残念ながら、そういった高品質な袴の生産は年々減少してきていて、希少性が高まっています。

3.袴の歴史

袴の歴史は、古墳時代にすでに埴輪が太いズボンのような袴をはいていることから、その頃に遡るといわれています。平安時代には、宮中で高貴な女性が袴をはいているのが絵巻で残されています。時代を経て、鎌倉、室町、戦国時代の武士社会になると、武士の礼服として着られました。特に戦国武将たちは、非常に織りが丈夫で刀や槍を通さないという縞小倉や仙台平、博多平などを好み、徳川家康や伊達政宗など武将の推奨もあって、袴の織元は発展したといいます。江戸時代には、身分や男女によって衣服は厳密に規制されます。こうして、女性は袴をはくことが禁じられました。その後、明治の文明開化の時代は女子教育が積極的に行われ、東京女学校や東京女子師範学校などが相次いで創立されました。政府は女学生に男袴の着用を認め、海老茶の袴にブーツ姿という女子学生のスタイルも登場します。昭和から現在にかけては洋装化が進み、袴の着用は限られた場でしか見られることがなくなりました。しかし、高品質の伝統的な、縞小倉や仙台平、博多平の技法は、現存する織元がしっかり守っていますので、現在に受け継がれています。

4.袴の買取査定ポイント

袴は、仙台平、米沢織、縞小倉、博多平など品質が保証されるものか重要です。また織元がわかれば、なお良いでしょう。その他の卒業袴などは状態の良しあしがポイントになるので、汚れなどがないようにきれいに保管しましょう。

代表的な査定ポイント
  • 山形県米沢か博多、小倉で作られたものかどうか
  • 織元や作家が明確かどうか
  • 天然の素材かどうか
  • 保存状態は良好か

5.袴の取引相場価格

相場価格は状態が良いか、どこの工房が生産者かによって大きく異なります。例えば、人間国宝の甲田綏郎の精好仙台平の袴は、39,000円の値がつきました。こちらは作家名の織り込み付で、馬乗り用の中古ですが状態の良いもので、袴下83cmのカーキ色とグレーの縞織です。また、米沢織の証紙付きの紬袴は16,500円の値がつきました。こちらは、仕付け付の新品です。正絹100%でできた紬織で節の風合いのある藍紺色の織りの袴でした。さらに、吾妻仙台平の袴用反物には、49,380円の値がつきました。こちらは、米沢産の仙台平で証紙付きの高級反物です。礼装から舞台用まで使え、厚地で打ち込みのしっかりした縞織です。需要の多い女子用卒業袴では、京都室町ブランド袴が、18,900円の値がつきました。こちらは、紫地に桜と菊の刺繍が施された行灯袴というスカート型で丈が95cmのお品です。

6.袴の査定依頼をしたお客様の声

福井県にお住まいのY.S様

  • 問い合わせ方法:電話
  • お問い合せ地域:福井県

Y.S様が査定をした理由

成人式を迎えたとき、父から礼装用として袴をもらいました。それ以後使用することなく大事に保管していましたが、置いていても勿体無いという思いから今回買取査定を検討することにしました。そもそも袴を買取査定してくれるところがあるのか不安でしたが、こちらの買取査定サイトでは和装を幅広く査定しているという事で、早速電話で問い合わせをしました。

Y.S様がSATEeeeを利用した感想

電話では担当者の方が丁寧に査定方法や買取りの流れを説明してくれたので、安心して買取査定をお願いできました。私が依頼した袴は証紙が付いており、織元と呼ばれる作家名が証明できた事と、保存状態が良かったことが好材料となり、買取査定結果は予想よりも高額となりました。私には袴を引き継ぐ息子はおりませんが、娘がいますので成人した時の晴れ着代として売却したお金を使用したいと思います。

富山県にお住まいのR.S様

  • 問い合わせ方法:メール
  • お問い合せ地域:富山県

R.S様が査定をした理由

私は昔から女子用卒業袴に憧れており、思い入れが強かったため、レンタルではなくブランド袴を購入しました。卒業から数年経ちましたが、今後の使用機会を考慮して、売却を検討するようになりました。オークションサイトや、フリマアプリなどでの売却も考えましたが、着物査定の専門家に買取査定してもらった方が間違いないだろうと、こちらの買取査定サイトにメールで相談することにしました。

R.S様がSATEeeeを利用した感想

メールでの返信では、査定方法、買取りまでの流れを丁寧に説明していただけました。女性用の袴は、対応して頂けるのか心配でしたが、快く応じて頂けるということで安心できました。買取査定結果をいただき、一連の対応と金額に満足できたため買い取っていただくことにしました。こちらのサイトでは、和装に関して幅広い買取査定実績があるとのことで、改めてこちらの買取査定サイトに相談して良かったなと思っています。

愛媛県にお住まいのK.E様

  • 問い合わせ方法:LINE
  • お問い合せ地域:愛媛県

K.E様が査定をした理由

私は日本史が好きで、とくに戦国時代から江戸時代の文化を調べることを趣味にしています。趣味がこうじて茶器や掛け軸などをコレクションするようになり、武士が着用していた着物に関しても興味を持ちました。武士が好んで使用した米沢織や縞小倉の袴も所有していますが、お気に入りの1点を残し、他のものは査定をしようと思いたちました。そこで着物に実績のあるこちらの買取査定サイトから、LINEで問い合わせることにしました。

K.E様がSATEeeeを利用した感想

LINEでのやり取りは、分かりやすく迷うことがありませんでした。買取査定を依頼する段階では担当者の方が電話で対応してくれるので、スムーズな依頼となりました。有名な作家の証紙も付属しており、経年による多少の傷みを差し引いても高値での取引きを期待していました。買取査定結果は、想定していた値よりも少し上回ったので大変満足しており、他のコレクションについても買取査定を検討中です。

宮崎県にお住まいのS.H様

  • 問い合わせ方法:メール
  • お問い合せ地域:宮崎県

S.H様が査定をした理由

私は学生時代に礼装用として叔父から袴をいただきました。叔父は和装に凝っており、私の結婚式にも趣のある着物で出席してくださいました。しかしながら私自身は着物に関して無頓着で、長年タンスに保管するばかりでした。非常に良いものだとは聞かされていたのですが、今後使用することもをないだろうと思い、買取査定サイトを探すことにしました。着物に関して、基礎知識などの紹介がしっかりしているこちらの買取査定サイトに目が止まり、メールで問い合わせてみました。

S.H様がSATEeeeを利用した感想

メール対応が悪ければ、他の買取査定サイトへ依頼することを考えていたのですが、とても丁寧な説明かつ、スピーディーに対応していただけました。依頼した袴は縞小倉と呼ばれる着物地で作られており、状態も良いという査定をいただきました。もともと戴き物なので値がつくだけでも、喜ばしい限りでそのまま買い取っていただくことを決めました。

岡山県にお住まいのD.W様

  • 問い合わせ方法:LINE
  • お問い合せ地域:岡山県

D.W様が査定をした理由

私は礼装用として袴を幾つか所有していますが、年齢的にも着用する機会はそうそうないだろうと、1つを残して全て売却することににしました。インターネットで調べることは得意ではないので、息子に事情を説明すると、数日後にこちらの買取査定サイトを紹介されました。無料相談ができることや、出張買取りサービス、豊富な査定実績などが充実しているとのことでした。

D.W様がSATEeeeを利用した感想

インターネットを通して買取査定を依頼することもできるそうですが、私は電話で問い合わせました。今思えば、担当者の方に何度も同じような質問をしてしまったかもしれませんが、担当者の方は丁寧に何度でも説明してくださいました。私が依頼した袴は全部で3点、すべて米沢織で大切に保管していました。袴自体が質実剛健に作られていることもあり、多少の経年劣化が見られるものの良い状態だという買取査定結果をいただきました。1点だけ証紙がない品がありましたが、非常に満足のいく査定結果となり、売却までそのままご相談させていただきました。

7.袴の買取についてのまとめ

袴は、現在では一般には冠婚葬祭や成人式、卒業式などで着用する着物になりました。ただ、伝統儀式や芸能などの衣装として、伝統的な袴の生産は継続されています。しかも人間国宝の職人によるものは、相当高額な値段になるものです。そのような仙台平や米沢織、また小倉や博多の袴でも、現在では織技法保持者は大変希少な存在となっています。織元や織職人が明確なものは特に高値で買い取りされますので、お手元に着用しない袴がありましたら是非一度査定に出してみてください。

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