児玉 博(こだま ひろし)の着物買取なら無料査定のできるSATEeee着物買取にお任せ!

1.児玉 博の着物作品をお持ちの方へ

児玉博は昭和から平成時代に活躍された染織家でした。すでに亡くなっていることから、児玉博の作品は非常に希少価値の高いものとなっております。現在残っている作品しか手にすることができないため、良好な保存状態のものですと、高額査定の可能性があるでしょう。

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2.児玉 博の着物作品についての解説

児玉博が制作した作品は、神業のごとく繊細で正確な「縞」が有名でした。児玉博が手がけた『玉縞』は、一寸(約3cm)の間に24本の縞が掘られた作品です。たった3cmの幅に24本もの縞を入れられるのは、きっと児玉博だけでしょう。児玉博の手で織り成された精密な縞に、魅力を感じるファンは多くいるはずです。

3.児玉 博の経歴や着物作品の特徴説明

児玉博は1909年に三重県で生まれました。型彫師であった父について修行していましたが、15歳のときに父親と死別します。その後、伊藤宗三郎に型彫の技術を学び、1952年に「伊勢型紙」が技術保存の指定を受けたのち、児玉博は無形文化財技術保持者に認定されました。さらにその3年後、重要無形文化財技術保持者に認定され人間国宝となりました。着物界を盛り上げたのち、83歳で永眠しました。

4.児玉 博の着物代表作品の紹介

  • 縞彫 二三筋

5.児玉 博の着物作品の買取査定ポイント

児玉博はすでに亡くなっていることから、現存する作品しか手にすることができないため、希少価値が非常に高いと査定される可能性があるでしょう。また、正真正銘本人の作品かどうかについても重要なポイントです。証明書などが付属し販売されていたと思われるため、その証明書も一緒に鑑定時に提出すると良いでしょう。

代表的な着物作品の査定ポイント
  • 児玉博本人の作品かどうか(証明書があれば信憑性が高まる)
  • 保存状態は良好か(カビ・シミ・シワはないか)
  • 素材は何でできているのか

6.児玉 博の着物作品の取引相場とは

児玉博の手がけた付下げは、おおよそ23,000円で市場に出ています。これは薄緑色で非常に繊細な縞文様が織られています。すでに仕立て上がっているもので、中古品ですが、保存状態もよくこの値がつけられたのです。サイズは、身丈164cm・裄68.5cm・袖丈48cmでおおよそLサイズです。素材は正絹で、しっかりと着物自体に児玉博のサインが書かれています。

7.児玉 博の着物作品の買取査定まとめ

児玉博の作品は、現存する型紙も少なく消耗品のため、新しい作品はもう生み出されることはないでしょう。人間国宝である児玉博の作品は希少であり、高い価値が付くことも考えられます。

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