古賀 フミ(こが ふみ)の着物買取なら無料査定のできるSATEeee着物買取にお任せ!

1.古賀 フミの着物作品をお持ちの方へ

古賀フミは「佐賀錦」の染織作家でした。伝統的な製法などを受け継ぎながらも、現代感覚も取り入れた美しい作品を数々手がけ、佐賀錦を芸術品や美術品とまで世間に言わせた大物です。「佐賀錦」とは、金箔や銀箔を貼り付けた特製の和紙を裁断し、緯糸(織物の横糸)には絹糸を使用した、非常に華やかで美しい織物です。
古賀フミの作品は、笛袋やバッグなど小さいものから、着物の帯など大きいものまで多くありますが、美術館などの展示品となるものもあり、なかなか市場に出回ることがありません。買取となると、高い買取価格がつくことも予想されるでしょう。

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2.古賀 フミの着物作品についての解説

古賀フミは、織り方だけではなく、素材の和紙や染料までも探求し、染めは植物染料で自ら作るようになったそうです。また、制作に用いる竹箆と網針は主君の西山松之助により制作されたものだったようです。 その丁寧で美しい佐賀錦等で織られた着物帯は、着物を普段から来ている人にとって、まさしくブランド価値の高いものでしょう。

3.古賀 フミの経歴や着物作品の特徴説明

古賀フミは幼少の頃から、曾祖母や母から佐賀錦の折り方を学び習得してきました。1966年に行われた「第13回日本伝統工芸展」で初入選を果たし、その3年後に同じ工芸展にて「日本工芸会総裁賞」を受賞しました。そして、平成6年に「人間国宝」に認定されました。その後もたくさんの佐賀錦を手がけておられました。
佐賀錦の原点を忘れず、近代的な要素も織り交ぜることができる古賀フミは、数々の作品を展開していましたが、2015年に死去されました。

4.古賀 フミの着物代表作品の紹介

  • 佐賀錦菱花文笛袋「春耀」
  • 佐賀錦菱帯「かぐや姫」
  • 佐賀錦帯「七夕」

5.古賀 フミの着物作品の買取査定ポイント

まず初めに、「古賀フミの本当の作品」かどうかが重要なポイントになります。
先述の通り、古賀フミは「人間国宝」に認定されており、オークションなどにはほとんど出品されることがありません。希少価値が高いため、古賀フミについての知識がある場所で売りましょう。

代表的な着物作品の査定ポイント
  • 本人の作品であること(証明書などあればさらに良い)
  • 傷や汚れがなく、綺麗な状態か

6.古賀 フミの着物作品の取引相場とは

あまり市場に出回ることのない、古賀フミの作品は、高いものでおおよそ100,000円前後になる場合があります。ただし、これは保存状態の良い場合です。買取する際の査定金額は、作品の保存状態によりけりです。保存状態が悪く、傷や汚れ・カビ・シワなどがある場合は、いくら古賀フミ本人の作品でも、大幅に買取価格は下がってしまうでしょう。
古賀フミの作品には、小さな笛袋やバッグもありますが、着物帯も多く存在します。着物帯のように、使用し終わった後は必ず正しい保存方法で保管しておきましょう。

7.古賀 フミの着物作品の買取査定まとめ

基本的に佐賀錦は「綾文様」とされていましたが、古賀フミは独自性や芸術性を持っており、本来の佐賀錦の姿から脱することなく伝統的な文様を作品に取り入れてきたことが、人気の理由な様です。
もしご自宅に、処分しようか迷っている「古賀フミ」の作品をお持ちでしたら、買取査定をしてみませんか?保存状態によりますが、希少価値の高い「古賀フミ」作品なら、思わぬ金額になるかもしれませんよ。

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