森山 虎雄(もりやま とらお)の着物買取なら無料査定のできるSATEeee着物買取にお任せ!

1.森山 虎雄の着物作品をお持ちの方へ

森山虎雄は二代にわたって受け継がれている名前です。初代、二代ともに人間国宝に認定されており、久留米絣という非常に珍しい染色方法で作品を制作しておられるため、その作品には希少価値があり、高値が付くことが予想されます。

このページの目次

2.森山 虎雄の着物作品についての解説

森山虎雄の作品は、久留米絣という滅多にお目にかかることができない珍しい技法で染色されております。初代から蚊絣(かがすり)と呼ばれる染色もおこなっておりました。蚊絣とは、その名の通り、蚊が飛んでいるような細かな文様の技法です。主に男物の細かな文様の着物に定評がありました。機械では出せないような、繊細で細かな文様を、全て手作業にて制作しておられました。現在は息子が2代目を襲名しています。

3.森山 虎雄の経歴や着物作品の特徴説明

初代森山虎雄は、幼少の頃から家業の手伝いとして、久留米絣に触れながら育ちました。本格的に家業である久留米絣の道に入り、数々の賞を受賞され、1959年には久留米絣の人間国宝に認定されています。1980年2月に初代森山虎雄は亡くなりましたが、現在は息子が2代目として森山虎雄の名を襲名しています。2代目は1986年に日本伝統工芸展にて文部大臣賞を受賞、さらには1996年には伝統文化ポーラ大賞を受賞されました。現在も温もりのある優しい木綿の久留米絣を制作し続けております。

4.森山 虎雄の着物代表作品の紹介

  • 久留米絣着物「サファイヤブルー」

5.森山 虎雄の着物作品の買取査定ポイント

森山虎雄の作品は、2代に渡って制作し続けられているため、どちらの代の森山虎雄の作品かということも査定ポイントになるでしょう。また、真作であるかも重要なポイントです。そして、作品の保存状態も良好ですと、さらに高額な査定金額を期待できるでしょう。

代表的な着物作品の査定ポイント
  • 何代目の森山虎雄の作品か
  • 正真正銘、森山虎雄の作品か(サインまたは証明書はあるか)
  • 保存状態は良好に保たれているか

6.森山 虎雄の着物作品の取引相場とは

人間国宝である森山虎雄の久留米絣は、めったに市場に出回ることがなく、その作品は非常に希少となっています。ネットオークションでも少ないですが取引はされていました。例えば、2代目が制作した木綿の反物は83,010円にて落札されていました。反物の状態でこの値段がついているので、久留米絣の着物であればかなりの高値が付くことが想像できるでしょう。

7.森山 虎雄の着物作品の買取査定まとめ

森山虎雄の作品は、重要無形文化財「久留米絣」の保持者として認定されてからさらに人気が高まり、手に入れることが非常に困難だと考えられるほど希少価値が高いものです。森山虎雄の作品をもしお持ちであるならば、一度買取査定に出してみることをおすすめします。

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