山田 栄一(やまだ えいいち)の着物買取なら無料査定のできるSATEeee着物買取にお任せ!
1.山田 栄一の着物作品をお持ちの方へ
山田栄一は、重要無形文化財の保持者である染織職人です。人間国宝になった山田栄一の作品は、すでに亡くなっており、既存の作品は数が限られているため、非常に希少価値の高いものです。ゆえに、市場になかなか出回ることはないため、高額査定が期待できるでしょう。
このページの目次
2.山田 栄一の着物作品についての解説
山田栄一は、重要無形文化財「友禅楊子糊」の保持者です。友禅楊子糊とは、水飴のようなトロトロとした糊で防染する手法で、わずか1mmほどの細い線や、力強い太い線までを自由自在に操ることができるものです。繊細な染織ができる技で、山田栄一ならではの手法でした。時代とともに、高度な技術である友禅楊子糊は忘れられてしまったように思えましたが、山田栄一だけがその技法を続け、数々の有名な作品を生み出し続けてきました。
3.山田 栄一の経歴や着物作品の特徴説明
1990年に京都府で生まれた山田栄一は、14歳で三越京都支店の染工場に入社しました。1917年には会社を辞め、1919年吉川与三郎のもとで修行を積みました。1920年には友禅の下絵や彩色の営業を始めました。1945年の東京大空襲で愛知県鳴門町に避難した後は、鳴門町で友禅作品を制作し続けると同時に、中断していた楊子糊の研究も再開しました。そして1955年に人間国宝として認められましたが、その翌年に永眠されました。
4.山田 栄一の着物作品の買取査定ポイント
山田栄一の作品は、すでに既存の作品しか存在しないことから、希少価値の高いものであると考えられます。山田栄一の真作かどうかが重要なポイントでしょう。また。良好な保存状態ならばより高額な査定金額が期待できる可能性があります。
代表的な着物作品の査定ポイント- 山田栄一本人の作品かどうか(証明書があればなお良い)
- 保存状態は良好か(シミ・シワ・カビなどはないか)
- 素材は何でできているか
5.山田 栄一の着物作品の取引相場とは
人間国宝としてその技術を認められた山田栄一ですが、その有名さ故に市場にその作品が出回ることはほぼありません。現在では息子の二代山田栄一が作品を制作していますが、初代の作品が見つかることがあれば、高値がつくことが予想されます。
6.山田 栄一の着物作品の買取査定まとめ
山田栄一の作品は、友禅楊子糊を使用した独特な作風が特徴です。そして、山田栄一は亡くなっているため、山田栄一の作品は高額査定になると予想されます。もし、ご自宅に山田栄一の作品が眠っているという方は、ぜひ買取査定に出してみてください。
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