八寸名古屋帯（はっすんなごやおび）の着物買取なら無料査定のできるSATEeee着物買取にお任せ！

1.八寸名古屋帯を売りたいお客様へ

八寸名古屋帯は帯幅が八寸であることが名称の由来となっている名古屋帯です。帯芯を使わない作りが特徴的で織帯、紬帯などのさまざまな種類が存在します。八寸名古屋帯は実用的で装飾の凝ったものが多いため、買取需要が高くなっています。

2.八寸名古屋帯についての解説

八寸名古屋帯は帯芯を用いることなく、一枚の布から製作された名古屋帯です。長さが八寸であることが名称に関係しており、姉妹品として長さが九寸である九寸名古屋帯も存在します。帯巾の角をかがるだけで使用可能であることが由来してかがり帯と呼称されることもありました。薄地の品物や長期的に使用するものは、お太鼓に芯を忍ばせて扱うこともあります。現在は織り帯が主流ですが洒落帯、袋帯、紬糸を扱った紬帯等も多く作られました。重厚感が出しにくいため、冠婚葬祭よりも日常的なカジュアルアイテムとしての役割がメインです。

3.八寸名古屋帯の歴史

八寸名古屋帯はその長さから付けられた名称なので、多様な派生作品が様々な時期に誕生しています。八寸名古屋帯自体が流行ったのは大正時代になった頃で、仕立てがしやすく芯も不要であることから普段着のアイテムとして好まれました。また、かがり帯、袋名古屋帯等、地域や時代によってさまざまな名前で呼ばれることもありました。お洒落な紋様の娯楽用や流行のテイストを取り入れた作品も現在多数確認されており、品物によっては希少価値が付加されます。

4.八寸名古屋帯の買取査定ポイント

八寸名古屋帯はシミや色焼け等が無く状態が優れている程、査定金額がアップします。作品を所持している方は価値を下げないためにも丁寧な保管を心がけたほうが良いでしょう。また、人気作家が制作したものは高価買取になることも少なくありません。真作を証明する付属品等が存在する場合は作品とセットにするとより価値が高くなります。

• 作品に劣化や傷みが存在するかどうか
• 買取需要の高い作家やブランドかどうか
• 付属品がある場合、セットになっているか

5.八寸名古屋帯の取引相場価格

着物作品の買取金額は作家の知名度や素材、品質の状態により変わります。例えば、宝間道の文様の紗八寸名古屋帯は約26,000円で取引されています。こちらの品物は、長さ362cm、幅31.5cmで、宝尽くしに縦縞が描写されています。織り上げ技術による涼しげな細工が絶妙で、なおかつ未使用品であったことから条件の良い金額が付けられました。また、近賢織物による八寸名古屋帯は24,000円で買取されています。こちらは約3m70cmの大きさで市松模様のようなテイストと落ち着いたカラーリングが雅な美しさを生み出しています。保管状態が優れているため、帯としては比較的高い金額が付けられました。

6.八寸名古屋帯の買取についてのまとめ

八寸名古屋帯は帯芯をつけずに一枚の布から製作される名古屋帯です。名古屋帯自体が帯の一大ブランドであるため、その中に含まれる八寸名古屋帯も現代では高い人気を誇っています。八寸名古屋帯の作品を所持している方は買取査定を行って金銭的価値を把握してみても良いかもしれません。