絣(かすり)の買取なら無料査定のできるSATEeee着物買取にお任せ!
1.絣を売りたいお客様へ
絣は織物の技法の一つであり、前もって染め分けた糸を経糸や緯糸、またはその両方を使用し織り上げて文様を表すものです。絣は30もの工程を経て織り上げられます。中でも重要なのが「くくる」、「そめる」、「おる」の三つです。それらでズレが生まれることによって、ズレが擦れて見えることから「かすり」と呼ばれるようになりました。絣の着物は買取市場でも人気があり、その種類によっては高額査定も期待できます。今回は絣について詳しく解説していきたいと思います。
このページの目次
2.絣ついての解説
織物に文様を表すには、色糸を用いて織り上げて経糸あるいは緯糸の浮き沈みによって図柄を表す方法や、織り上がった布に後染めする方法があるのですが、絣はあらかじめ斑に染めた糸を用いて織る技法です。日本では平織のものが多いとされていますが、綾織や繻子織といった種類の絣もあります。素材で分けると、木綿絣、麻絣、絹絣があります。
3.絣の歴史
絣の起源はインドで生まれた技術とされており、日本には琉球を経由して伝わってきました。明治末期から大正や昭和にかけて、毎年数百万反の絣が生産されるようになり、絣の着物は生活着としてはもちろん、時には晴れ着としてあらゆる場面で着用されてきました。
4.絣の買取査定ポイント
まず重要なポイントが絣作品の状態です。シミや汚れなどがあるとその分査定評価はマイナスとなってしまいます。また、箱や共布、保存袋などの付属品が残っているか、証紙や証明書、鑑定書などそのものの価値を証明するものはあるかどうかによっても査定額は変わってきます。
代表的な査定ポイント- 付属品は残っているか(箱や共布、保存袋など)
- コンディションが良好か(シミや汚れ、カビなどがないか)
- 価値を証明するものがあるか(証紙や証明書、鑑定書など)
- 有名作家の作品かどうか
- 人気の作品かどうか
- 素材は何でできているか
5.絣の取引相場価格
絣の取引相場価格は、作品の状態や著名作家かなどのさまざまな要因によってへんどうしてきます。例えば、人間国宝の松枝玉記が手掛けた久留米絣の藍染着物には約13万円の値が付けられました。こちらはサイズが身丈156cm、桁69cm、袖丈52cm、後巾29.5cm、前巾22cm、素材は木綿、目立った染みや傷がない状態で、波間に走る兎たちを丁寧に織り上げた優しげな雰囲気が印象的な一品でした。また、本塩沢の黒色地蚊の絣には90,000円の値が付けられました。こちらはサイズが身丈150.7cm、桁70.5cm、袖丈49.2cm、前幅26.5cm、後幅30.5cm、状態は良好で、黒ベースの見事な一品でした。
6.絣の査定依頼をしたお客様の声
青森県にお住まいのA.S様
- 問い合わせ方法:電話
- お問い合せ地域:青森県
A.S様が査定をした理由
私は朝の連続ドラマなどで、女優が着ていた着物が気になり調べて購入するようになりました。調べてわかったのですが、女優が着ていた着物は大正から昭和にかけて普及していた「絣」という着物でした。柄や色、風合いの美しさが好きで、地方特有の「絣」を収集しています。しかし購入することが目的となってしまい、手入れもせずに置いているだけの着物もあり、それらを買取査定に出すことを決めました。
A.S様がSATEeeeを利用した感想
買取査定サイトを探すにあたり、重視したことは査定実績、査定の種類、コンテンツの豊富さなどでした。こちらのサイトに依頼を決めたおもな理由は、前述の要素に加え、電話で問い合わせた際、担当者の方の対応が非常にスムーズで、丁寧だったためです。私が今回依頼した着物は、正絹で織られた「琉球絣」でした。査定は琉球絣を証明する証紙が付いていたことと、色や柄が人気の高いものだったため、高値での取引きとなりました。今回の買取査定は、担当者の方の対応も含めてとても満足できた為、ほかの「絣」も買取査定を検討しています。
東京都にお住まいのJ.Y様
- 問い合わせ方法:LINE
- お問い合せ地域:47都道府県の中から選択
J.Y様が査定をした理由
先日母は祖母から、大量の和装類を貰って帰ってきました。祖母は高齢のため催事などの出席を控えるようになり、母へ譲ることを決めたそうです。使用しないものは、処分してほしいとのことで、貰った着物を選別していました。母が礼装用に着用できるような高価な着物のほかに、普段使いとしても着れる「絣」と呼ばれる着物がありました。母は「絣」に関しては使用機会がないため、私が買取査定業者を調べることになりました。。買取査定サイトを調べているうちに、こちらのオンライン査定に目がとまりお試しでLINEの無料相談に連絡しました。
J.Y様がSATEeeeを利用した感想
LINEでの無料相談はとても便利で、簡単に無料査定を依頼することができました。正式に買取査定を依頼する段階で、担当者の方と直接電話で話せるのも安心感に繋がりました。あとで教えていただいことですが、私達が依頼した着物は、「伊勢崎絣」と呼ばれる群馬県で製造された「絣」で、祖母の着物にはそれを証明する紙も付いていました。少々古い物だったので、値がつくものなのか不安でしたが、「伊勢崎絣」の取引相場とさほど変わらない査定額となり、大変満足できました。
京都府にお住まいのK.S様
- 問い合わせ方法:メール
- お問い合せ地域:京都府
K.S様が査定をした理由
私は和装が好きで、礼装用、おしゃれ着、普段づかいなど用途に合わせて、使用する着物を所有しています。和装好きですが、コレクターではなく自分が手入れできる数だけを所有しています。今回新しい「絣」の着物を購入する機会があり、使用していた古いものを買取査定に出そうと思いました。リサイクルショップなどに持っていくことも検討しましたが、こちらのサイトのオンライン査定が便利そうだったので、メールで問い合わせみました。
K.S様がSATEeeeを利用した感想
メールですぐに返信をいただき、買取査定を依頼することにしました。担当者の方とも電話で相談できるため、質問や不安のある方は、はじめから電話で問合せてもいいかもしれません。私が依頼した着物は日本三大絣の一つに数えられる「伊予絣」で、証紙も付いていました。普段づかい用とはいってもさほど使用機会はなく、状態も良かったため査定は納得のいく額を提示していただけました。素人判断でリサイクルショップなどに持って行かずに、専門家がいるこちらに相談して正解でした。
石川県にお住まいのA.T様
- 問い合わせ方法:電話
- お問い合せ地域:石川県
A.T様が査定をした理由
先日父から祖母の遺品整理で、和装類の相談がありました。祖母は催事の時は和装で出掛けており、複数の着物を所有していました。親戚などに譲ることも考えたそうですが、私は売却できるかもしれないと思い、買取査定サイトを父に紹介することにしました。父も大切に使用してくれる買い手が見つかるならその方が良いと前向きに検討してくれました。
A.T様がSATEeeeを利用した感想
父は早速こちらのサイトへ電話で問い合わせました。後から聞いた話ですが担当者の方の説明がわかりやすくて、すぐに買取査定を決めたそうです。祖母は和装小物などに加え、「絣」と呼ばれる着物が複数あり、まとめて査定を依頼しました。なかでも高額査定となったものは、「中野絣」と呼ばれる着物で、希少性が非常に高い織物でした。「中野絣」の証紙も付いており、状態も良かったことが幸いしたそうです。
福岡県にお住まいのR.H様
- 問い合わせ方法:メール
- お問い合せ地域:福岡県
R.H様が査定をした理由
私の地元の福岡県久留米市は、「久留米絣」の織物で知られており、私も小さいときから馴染みのある着物でした。私が地元を離れるさいに、母から「久留米絣」の着物をもらったののをきっかけに「絣」織物の美しさに魅力を感じ、機会があれば購入するようになりました。気に入ったものしか購入していないので、特に売却は考えていなかったのですが、同じ生産地域のもので複数所有している場合は、所有するものを絞ろうと思いました。そこで、着物買取査定での実績が豊富なこちらのサイトにメールで問い合わせました。
R.H様がSATEeeeを利用した感想
メールでの返信はとても丁寧で、その後の査定の流れも大変わかりやすかった為、「作州絣」、「伊予絣」、「倉吉絣」から各1着ずつ買取査定を依頼することにしました。それぞれ証紙が付いており、身丈も大きいサイズだったことが好材料となり、納得のいく査定額となりました。現状では手元に置いておきたい着物だけになってしまいましたが、機会があればまたこちらに相談しようと思っています。
7.絣の買取についてのまとめ
絣はあらかじめ斑に染めた糸を用いて織る技法です。現在は着物以外の小物にも利用されていますが、生産量が昔と比べると減ってしまったため、貴重な織物となっています。お持ちの絣の着物などの保存状態が良く、その種類によっては高額査定が期待できますので、まずは無料査定に出すことをおすすめします。
絣の主な種類
絣は全国各地で織られており、その産地によってそれぞれ命名されています。また、生産工程や手法が異なるので、同じ絣でも風合いや色合い、柄などが多数存在します。
伊勢崎絣
群馬県伊勢崎市とその周辺地域で製造されている絣です。「太織」という残り物の繭から引き出した生糸を使用しています。
十日町絣
新潟県十日町市や中魚沼郡津南町で生産される伝統的工芸品です。経絣と緯絣を用いた繊細な絣模様が特徴です。
伊予絣
愛媛県松山市で生産されている絣です。別名、松山絣とも呼ばれています。また、日本三大絣の一つでもあります。
備後絣
広島県福山市新市や福山市芦田町で生産されている絣です。日本三大絣の一つで、現在は綿だけでの生産となっています。
倉吉絣
鳥取県倉吉市で江戸時代末期から織られるようになった絣です。紺と白に染め分けた糸によって模様を織り上げられます。
弓浜絣
鳥取県の弓ヶ浜半島で生産されている絣のことを指します。絵絣で有名で、山陰の三絵絣の一つとされています。
広瀬絣
島根県安来市広瀬町で生産されている絣のことを指します。山陰の三絵絣の一つとされていて、大柄の絵絣が特徴的です。
久留米絣
福岡県久留米市や旧久留米藩地域で生産されている絣です。あらかじめ藍と白に染めた糸を用いて製織し、文様を表わします。
薩摩絣
日本における綿織物の中で最高の格を持つものと位置づけられています。贅沢さと品格を兼ね備えているのが特徴です。
琉球絣
沖縄県で織られている絣のことを指します。主に絹糸を使用しており、草木を原料とした染料のほか化学染料が使用されています。
肥後絣
熊本県熊本市で製造されている綿織物で、肥後木綿とも呼ばれていました。藍染めと素朴な縞模様が特徴です。
所沢絣
武蔵村山市から所沢市西部にかけての狭山丘陵地帯で製造された絣です。木綿絣の集散地が所沢であったことから命名されました。
中野絣
板締め染色の手織白絣で男性の夏の着尺地として認知されています。現在では入手が難しい幻の織物となっています。
作州絣
岡山県津山市周辺で製造されてきた絣のことを指します。絣本来の素朴さを失わせないため、白と紺を基調としています。
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