会津からむし織(あいづからむしおり)の着物買取なら無料査定のできるSATEeee着物買取におまかせ!

1.会津からむし織を売りたいお客様へ

会津からむし織は、福島県大沼郡昭和村で織られる麻織物です。江戸時代にからむしがこの地域で栽培され、品質が良いことから越後上布や小千谷縮の原料になりました。本来は淡いベージュ色のからむしの糸は、雪さらしといって雪の上でさらすと白色が際立ちます。そんな雪国ならではの手法は、手間と時間も要しますが、その代わり大変上質な織物ですので、高く評価されています。

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2.会津からむし織についての解説

会津からむし織は、以前は会津上布と呼ばれており、福島県大沼郡昭和村で30年前から再び織り始められました。小千谷縮や越後上布と同じ原料のからむしから織られます。からむしの繊維は、風を着ているように軽く、さらりと肌触りが良いという特徴があります。また、水につけるほど強靭になり、耐久性にも優れています。古くは日本各地どこでも自生していたからむしですが、現在は会津昭和村でしか取れない貴重な繊維となりました。こうしたことから、会津からむし織はとても価値ある織物といえます。

3.会津からむし織の歴史

会津からむし織の前身となる会津上布は、江戸時代から福島県の大沼郡昭和村で織られるようになりました。次第に昭和村のからむしの糸は品質が高いという評判を得て、小千谷縮や越後上布の原料として出荷されます。昭和村でも織の技術は続けられ、代々の家に受け継がれました。しかし、帯や着物の織生地を完成させるには1年以上もの年月を要することと、着物を着る機会が減るにつれて、からむし織の需要も減少しています。このような状況の中、会津からむし織として再興され、平成3年に国選定保存技術に選定され、平成6年にからむし織体験事業が発足します。

4.会津からむし織の買取査定ポイント

会津からむし織は、昭和村で織られた作品かどうかが重要です。箱があるか、工房が明記されたものであれば、なお良いでしょう。もちろん状態の良し悪しも大事なので、保管には気を付けましょう。

代表的な査定ポイント
  • 福島県大沼郡昭和村で作られたものかどうか(証紙があれば尚良し)
  • 素材が明確か(からむし天然素材100%かどうか)
  • 保存状態は良好か(変色や生地のほずれがないか、箱が残っているかなど)

5.会津からむし織の取引相場価格

相場価格は状態が良いか、どこの工房が生産者かによって大きく異なります。例えば、からむし織の着物は5,000円の値がつきました。こちらは昭和村振興公社の証紙が付いていました。からむし100%でできており、黒字に絣文様の織地の着物でした。また、会津からむし織の名刺入れには3,000円の値がつきました。こちらも昭和村振興公社が制作した作品です。

6.会津からむし織の買取についてのまとめ

会津からむし織は、以前は会津上布として江戸時代から織られていた織物です。この地域のからむしの糸は、使うほどに強くなり高品質で知られています。また、からむし織の着物は通気性と軽さが抜群ということで夏着物として、珍重されています。残念ながら現在の日本では、からむしが栽培される地域がこの昭和村のみとなっていますので、会津からむし織の着物があれば、大変高値で取引されることになると思われます。

着物の織物について

織物
織り
優佳良織南部裂織出雲織博多織献上博多織桐生織唐桟織首里織読谷山花織阿波しじら織ミンサー織八重山ミンサー読谷山ミンサー与那国織与那国花織アットゥシ織ざざんざ織羅織唐織米沢織南風原花織波筬織川平織多摩織西陣織保多織小倉織会津からむし織風通織伊兵衛織
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伊勢崎絣十日町絣伊予絣備後絣倉吉絣弓浜絣広瀬絣久留米絣薩摩絣琉球絣肥後絣所沢絣中野絣作州絣
銚子縮小千谷縮岩国縮高島縮明石縮
縮面
浜縮緬江戸縮緬丹後縮緬御召西陣御召白鷹御召
木綿
津軽木綿因州木綿三河木綿丹波木綿知多木綿松阪木綿伊勢木綿遠州木綿会津木綿
綸子銘仙足利銘仙塩瀬黄八丈秋田八丈本塩沢夏塩沢甲斐絹精好仙台平
上布宮古上布八重山上布越後上布能登上布近江上布福光麻布奈良晒
その他
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