秋田八丈(あきたはちじょう)の着物買取なら無料査定のできるSATEeee着物買取にお任せ!

1.秋田八丈を売りたいお客様へ

秋田八丈とは秋田県北秋田市で作られている絹織物の名称です。八丈島で作られる草木染めの織物を黄八丈と呼び、その作り方を元に秋田で発展した事から秋田八丈という名前がつけられました。秋田黄八丈とも呼ばれます。
200年の歴史を持つと言われている非常に歴史の深い着物です。生産する工房が現在では1工房のみとなっており生産数もとても少ないため、希少かつ高価な着物となっています。

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2.秋田八丈についての解説

秋田八丈は、八丈島で作られた黄八丈に比べると、光沢が少なく、渋みのある落ち着いた色が特徴的です。海岸に咲くハマナスの根を染料として使った茶色、刈安による青みの黄色、山ツツジの葉による赤みの黄色など様々な色調と縞模様が独特です。縞模様は縦縞、格子縞が多く使われています。着れば着るほど艶が増し、生地もとても丈夫なので、長年楽しむ事ができる織物です。

3.秋田八丈の歴史

秋田八丈は、江戸時代後期、秋田藩が養蚕を指導していた石川滝右衛門を筆頭に絹織物の開発を進めた事が始まりです。桐生から蓼沼甚平を呼び寄せ秋田畝織、竜紋織、八丈などを作らせました。その工程で秋田の海岸に自生するハマナスの根を染料として使い、独特の風合いを持つ鳶色を作り出す事に成功し、現在の秋田八丈が生まれたといわれています。
明治時代にはとても人気が高く多くの秋田八丈が取引されていましたが、戦争が理由で多くの生産者が廃業に追い込まれ生産量は激減しました。平成15年には唯一の織り元である滑川機業場が高齢と、後継者不在のため廃業となり秋田八丈を作る生産者がいなくなりました。
その後、滑川機業場で働いていたスタッフの努力により、平成18年生産を再開しました。現在ではことむ工房で働く従業員だけが残された生産者です。

4.秋田八丈の買取査定ポイント

生産数が現在では少ない事から、反物であればかなり価値のある織物です。また、どこで作られたのか証明できるものがあれば価値がさらに上がります。もっとも工程に時間のかかる黒八丈はプロですら見た事がない人も多いため、幻の織物ともいえます。

代表的な査定ポイント
  • 作られた工房が証明できる証紙がある事
  • 素材が正絹である事
  • 保存状態が良い事

5.秋田八丈の取引相場価格

秋田八丈は、生産数も少ないことからなかなか市場には出てきにくいブランドになります。
ネットオークションでも商品数はとても少ないので価格は高めです。
例えば保坂製の秋田黄八丈で幅が37cmの反物の場合、ネットオークションで18,000円で実際に落札されています。

6.秋田八丈の買取についてのまとめ

幕府に納められていた黄八丈が人気を博し、秋田八丈もそれに倣うように作られました。
江戸中の女性が着たいと思っていた、いわゆるブランド品です。当時は八丈島で作られていた黄八丈だけでは足りなくなり、秋田や桐生など色々な所でも作られるようになったそうです。ハマナスを染料として使った落ち着いた色合いと、さらっとした肌触りがとても人気です。
生産者がいる工房1つになってしまったため、とても希少価値の高い織物です。
秋田八丈をお持ちの方は是非、査定に出してみてはいかがでしょうか。

着物の織物について

織物
織り
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