伊那紬(いなつむぎ)の着物買取なら無料査定のできるSATEeee着物買取にお任せ!

1.伊那紬を売りたいお客様へ

伊那紬は、信州紬のひとつです。長野県伊那谷の良質な生糸を使い、通常の繭より大きい「玉繭」からとれる玉糸、真綿から手で紡がれた紬糸、野生の繭からとれる天蚕糸や天蚕真綿糸など、多彩な素材を組み合わせて作られた、手織りの紬織物が、伊那紬なのです。その美しい色合いと着やすさから、大変人気のある紬です。

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2.伊那紬についての解説

伊那紬は、柔らかな手触りが特徴です。伊那紬の草木染に用いられる材料には地元で採れた、クルミやカラマツ、ヤマザクラ、シラカバ、リンゴなどが使われます。木から芽が出る前の冬の間に木を切り、皮をむいて保存しておき、これらの樹皮の煎じ汁に糸を何度も何度も浸けて染め上げていきます。伊那紬を作る作業は、成人男性でも汗をビッショリかいてしまうほどの、重労働なのだそうです。

3.伊那紬の歴史

長野県の天竜川沿いでは、18世紀初めからすでに養蚕と織物が地場産業として盛んであり、絹の国として知られていました。
伊那紬は、蚕が繭を喰いやぶってでてきてしまい穴のあいた繭など、京都に出荷できない繭を引き、自家用として染め織りをしたのがはじまりであるとされています。

4.伊那紬の代表作や作者

  • 久保田織染工業株式会社

5.伊那紬の買取査定ポイント

伊那紬はシミやカビ、虫食いなどがあった場合は査定額が下がってしまうため、キレイな状態であることが大切です。また、着用感な少なく、新品に近いほうが査定額がアップします。

代表的な査定ポイント
  • 保存状態
  • 有名作家・ブランドまたは百貨店の伊那紬

6.伊那紬の取引相場価格

伊那紬は、人気の紬ではありますが、保存状態がどのようになっているかによって、取引相場価格が異なります。
新品未使用の伊那紬の名古屋帯であれば、取引相場価格は162,000円です。
また、目立った傷や汚れのない中古の草木染伊那紬着物の取引相場価格は63,720円です。

7.伊那紬の買取についてのまとめ

昭和50年頃には、長野県だけでも120軒ほどの工房があったということですが、現在では駒ヶ根市にある「久保田織染」が唯一の伊那紬の機屋となっています。
長野の自然の色を使って染められる伊那紬には、なんとも言えない気品と魅力があるのです。
そして、着てみるとその絹の柔らかさから、ずっと身に纏っていたいような気持ちにさせてくれます。
もし、タンスに眠ったままの伊那紬があれば、ぜひ一度査定に出してみてはいかがでしょうか?

着物の織物について

織物
織り
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縮面
浜縮緬江戸縮緬丹後縮緬御召西陣御召白鷹御召
木綿
津軽木綿因州木綿三河木綿丹波木綿知多木綿松阪木綿伊勢木綿遠州木綿会津木綿
綸子銘仙足利銘仙塩瀬黄八丈秋田八丈本塩沢夏塩沢甲斐絹精好仙台平
上布宮古上布八重山上布越後上布能登上布近江上布福光麻布奈良晒
その他
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