伊勢木綿（いせもめん）の着物買取なら無料査定のできるSATEeee着物買取にお任せ！

1.伊勢木綿を売りたいお客様へ

伊勢木綿とは三重県津市と周辺の伊勢地域で生産される木綿織物です。伊勢木綿は単糸を使って織られるため、質の良い綿を使わなければ簡単に切れてしまうため織るのが難しいものですが、単糸で織られた生地は柔らかく、皺になりにくく肌触りも良いとされています。質の面では間違いのない伊勢木綿ですが、現在では生産量が少なくなってしまっているため、買取査定の際に高い金額が期待できる織物でもあります。

2.伊勢木綿についての解説

伊勢木綿は国内最高級の綿を使って単糸で織られるため、綿とは思えないほど柔らかな風合いを持つのが特徴です。この柔らかさの秘密は織り方にもあり、伊勢木綿を織る際には、繊細な糸が切れてしまわないようひねりをあまりかけず、綿そのままの状態に近いまま天然の澱粉糊で固め、ゆっくりと織り上げていきます。このような製造過程のため、一般的な木綿は洗うほど固くなっていってしまうのに対し、伊勢木綿は洗うほど澱粉糊が落ちてさらに柔らかになっていくのです。

3.伊勢木綿の歴史

伊勢地方は元々、土や水、気候に恵まれていましたので、室町時代末期に綿の種が日本に伝来すると、たちまち綿の栽培が盛んになり木綿織物の一大産地となりました。そうして生まれた伊勢木綿は、伊勢神宮のお土産として街道で売られるようになったため、商人の手によって江戸に渡ると最高級の木綿として広く評価されるようになったのです。

4.伊勢木綿の買取査定ポイント

一番重要なのは、作品の状態になります。シミやカビがあると価値が下がってしまうので、保管の際には汚れないよう湿気に注意して保管を行いましょう。また、現在は臼井織布という織元でしか生産されていないため、そこの証紙などがあれば本物の伊勢木綿と証明ができ、査定に有利になるでしょう。

• 作品はいい状態を保っているか
• 織元や作者の烙印、証紙はあるか

5.伊勢木綿の取引相場価格

伊勢木綿の作品はネットオークション等でも積極的に取引されており、数万円規模でそのほとんどが取引されています。例えば、伊勢木綿の男性用着物は28,000円で落札されています。チェック柄が特徴的な着物で、新品で証紙もついている良好な状態で取引されました。他にも、伊勢木綿の着尺が29,000円で落札されていました。着尺でこの値段がついているので、作品だった場合にはもっと高値がついていたことでしょう。

6.伊勢木綿の買取についてのまとめ

伊勢木綿は三重県津市と周辺の伊勢地域で生産される木綿織物です。現在では生産数が減少しており、希少価値が高まっているため、高値で売れることもあります。もし家に使わない伊勢木綿の作品があるならば、買取査定に出してみてはいかがでしょうか。

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