越後上布(えちごじょうふ)の着物買取なら無料査定のできるSATEeee着物買取にお任せ!
1.越後上布を売りたいお客様へ
越後上布は、現在新潟県南魚沼市、小千谷市を中心とした地域で生産されています。古くは魚沼、頚城、古志地域で作られていました。越後上布、小千谷縮の歴史はたいへん古く千数百年にも及ぶといわれています。奈良正倉院に「越後の麻布」との記録が残されています。17世紀に、越後上布を撚りが強い緯糸で織って布を湯もみすることで改良したものが小千谷縮です。冬の長い農閑期の副業としてこの地方に発展した織物でした。現在は福島、山形県で栽培される苧麻(ちょま)を原料として青苧(あおそ)とし指先で績んで糸にして、 伊座機を使って織られて、雪ざらしをして仕上げられています。越後上布は、制作工程要件により重要無形文化財指定されているものがあり、重要無形文化財指定と商標により区別されています。上布の中でも最高級で、日本を代表する織物です。
このページの目次
2.越後上布についての解説
越後上布は上布の中でも最高級の麻織物です。越後上布は、独特の涼やかさと、透明感があり、高級な夏の着物の素材の代名詞です。2009年にはユネスコの無形文化資産保護条約「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に登録されています。手績みの苧麻糸は1日5グラム、1反分作るのに半年から1年といわれています。気の遠くなるような手間をかけて制作された、越後上布の絣の着尺の最高級品は数百万することも珍しくありません。越後上布にはこの無形文化財指定のほかに、苧麻の機械紡績糸であるラミー糸を経糸として緯糸に何割か手績みの苧麻糸を混ぜて高機で作成した、古代越後上布があります。また経糸、緯糸共にラミー糸を使用して作成した越後上布があります。越後上布は和装の好きな方にとっては憧れであり、必ず一度は袖を通してみたい着物です。
3.越後上布の歴史
越後の国での麻織物は古くは天平勝宝年間に越後の国九疋郡から朝廷に献上されたものが正倉院に収められた記録があります。鎌倉時代は『吾妻鏡』に記録があり、室町時代には上杉氏が越後守護となり、産業奨励策をとっています。室町時代には幕府の公服の素襖の材料として越後府は必需品となります。室町時代を通じて権力者への贈り物として越後府は欠かせませんでした。江戸時代には幕府御用達となり、最盛期には年間20万反という生産高になったという記録が残っています。明治以降の近代化、工業化に伴い古来の製法による製品はわずかとなり、技術保存のため小千谷、塩沢両産地により技術保存協会が設立されました。1955年に国の重要無形文化財指定第一号の指定を受けています。越後上布はその希少性のある生産過程と、作り手の減少、原料苧麻の生産量の減少によりますます希少性を増しています。越後上布をお持ちの方は非常に価値の高いものを所持しておられるということです。
4.越後上布の査定ポイント
シミや傷み、カビがあると査定額が下がってしまします。重要無形文化財指定などの証紙が付いているか、有名作家の着物であるか、絣など細かい模様、柄であるかが査定ポイントです。
代表的な査定ポイント- 本物の越後上布であること。
- 重要無形文化財などの証書があること。
- 有名な作家の作品であること。
- 保存状態が良好であること。
- 新品または未使用であること。
5.越後上布の取引相場価格
重要無形文化財指定の男性着物、茶色で保存状態が良好な越後上布が150,000円で取引されています、作家名は不詳です。同じく重要無形文化財指定の男性着物で抹茶色の保存状態良好の越後上布が137,000円で取引されています、こちらも作家名が不詳です。 オークション市場に出回っている越後上布は少なく希少です。
6.越後上布の査定依頼をしたお客様の声
東京都にお住まいのC.A様
- 問い合わせ方法:電話
- お問い合せ地域:東京都
C.A様が査定をした理由
ずっと昔に夫に買ってもらった越後上布という生地の着物を買取してもらいたくお電話しました。注文して誂えたもので、当時の相場より高価な品だったのを覚えています。もう何年も袖を通していませんので買取査定に出すことにしました。着物の買取実績のある専門店を探していたところ、知人からこちらをおすすめされました。
C.A様がSATEeeeを利用した感想
着物の買取業者さんとして口コミの評判も良く、実際の対応も文句なしでした。従業員の方の対応丁寧で親切、相場を踏まえた買取価格にも満足です。着物の査定に長い時間がかからないのも良いですね。さすがは評判の買取専門店だと思います。着物の無料出張買取もしているそうで、今回利用してみました。また機会があれば利用します。
長野県にお住まいのF.Y様
- 問い合わせ方法:メール
- お問い合せ地域:長野県
F.Y様が査定をした理由
同居していた義母が亡くなり、遺品の着物が複数出てきました。夫と相談の上、買取査定をお願いすることにした次第です。義母は和装が好きな人で、高額な着物や有名な産地の生地などを集めていました。私は着物に詳しくないのですが、どうやら上布と呼ばれる高級布で仕立てた着物があるみたいです。着物専門の買取業者さんに見てもらいたくて問い合わせました。
F.Y様がSATEeeeを利用した感想
買取業者のコネクトさんに見てもらったところ、宮古上布というかなり高級な布の反物がありました。高額で買取してもらえたので、驚くやら嬉しいやらで、夫と大騒ぎしてしまいました。また、越後上布という高級な布で仕立てた着物もあったようです。やや傷みやシミができてしまっていて、相場価格より少し安いものの良い値で買取してもらえました。
新潟県にお住まいのM.K様
- 問い合わせ方法:メール
- お問い合せ地域:新潟県
M.K様が査定をした理由
若い頃からお茶を嗜んでおります。茶道具や着物など、一流と思われる品をコツコツ揃えてきました。しかし近年は寄る年波に勝てず、お茶席に座ることもままなりません。老後資金が必要なこともあり、大切にしてきた着物を買取してもらうことにしました。越後上布という種類の着物で高級品です。買取の評判の良いコネクトさんに問い合わせました。
M.K様がSATEeeeを利用した感想
インターネットで口コミや人気ランキングを参考にし、買取業者として実績の高いコネクトさんを選びました。他にも良さそうなサイトはありましたが、出張買取や無料問い合わせが充実していたコネクトさんに決めました。越後上布は我が地元名産の品で、大変特徴のある布です。コネクトさんにも価値ある着物とお褒め頂き、相場以上の高額で買取して頂きました。
高知県にお住まいのH.O様
- 問い合わせ方法:LINE
- お問い合せ地域:高知県
H.O様が査定をした理由
母の遺品である着物の相場や価値が知りたくて、買取査定に出しました。母が若い頃宮古島で手に入れたものと、地元の呉服商で購入したものがあります。宮古島で購入したものは宮古上布という高級布らしいのですが、本当かどうかわかりません。少し傷んでいるのですが、高額な品かもしれないので買取査定をお願いしました。
H.O様がSATEeeeを利用した感想
宮古上布の着物は、本物ですが傷みが目立つそうです。状態が良ければかなり相場を超えて高額になった可能性があると言われました。高額な着物の取り扱いなどはよくわからなかったので、もう少し早くなんとかしていれば良かったかもしれません。他の着物の中には、状態が良くてまずまずの品も多くありました。まとめて買取してもらえたので助かりました。
山梨県にお住まいのW.E様
- 問い合わせ方法:電話
- お問い合せ地域:山梨県
W.E様が査定をした理由
昔、購入したロウバイ模様の着物を買取してもらおうと思い電話しました。知人のおすすめの着物買取サイトを教えてもらい、コネクトさんを知りました。着物の買取を多く行っていて、高額買取してくれると聞いています。テレビで宣伝している買取サイトも見ましたが、今回は知人におすすめされたコネクトさんを利用してみることにした次第です。
W.E様がSATEeeeを利用した感想
着物の買取業者さんというと、家に訪ねてくるイメージでした。コネクトさんは何でもネットでできるのが特徴で、やり方を教えてもらいながら利用してみました。買取手続きは案外簡単で、私でもすぐにできたくらいです。セルフサービス式という感じですね。最近の買取業者はとても利用しやすくなっていると思います。着物の買取価格は相場くらいだったので上々でした。
静岡県にお住まいのF.T様
- 問い合わせ方法:LINE
- お問い合せ地域:静岡県
F.T様が査定をした理由
同居している祖父母に頼まれ、着物の買取査定をお願いしました。ネットの口コミや人気ランキングで上位だったコネクトさんの着物買取サイトを見つけ、無料問い合わせから連絡しました。着物バイヤーが紹介する買取サイトも見ましたが、キャンセル方法などがわかりにくかったです。コネクトさんに買取を決めた理由は、返信が少し早かったからです。複数の着物買取業者さんに一括依頼できるのも良いと思います。
F.T様がSATEeeeを利用した感想
祖父母は高齢なので、そろそろ終活を始めると言っています。和装の好きな人たちなので着物がいっぱいあるのですが、産地や価値のわからないものもあるそうです。上布という高級品もあるみたいです。私は着物の買取相場や価値はわかりません。日中は仕事があるので、手軽に買取依頼できるLINE対応が便利だと思いました。着物の査定内容も良かったです。キャンセルしてもお金はかからないみたいです。
7.越後上布の買取についてのまとめ
越後上布の歴史は古く、日本を代表する麻織物で、その技術は重要無形文化財の指定を受けています。生産工程は精密かつ希少性があり、気の遠くなるような時間を経て制作されています。本物の価値の高い越後上布の生産は原料苧麻の生産量の減少、制作技術者の減少によりたいへん少なくなっております。本物の越後上布の希少性とその価値は上がるばかりです。お手元に越後上布をお持ちの方は、ぜひ一度査定をお受けになることをお勧めいたします。
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