唐織(からおり)の着物買取なら無料査定のできるSATEeee着物買取にお任せ!
1.唐織を売りたいお客様へ
唐織とは、綾織地に金糸・銀糸をはじめとする鮮やかな色糸を採用し、草花などの柄を刺繍する最高級の織物です。元々は中国から伝来した織物の総称を指す言葉でしたが、時代の流れとともに上記のような特定の織り方を意味するようになりました。その理由としては、平安時代に発展した浮文の綾を唐織と呼んだからという説が有力です。日本と中国にしかない特別な技法を採用しているので、希少価値が高く人気のある織物といえます。
このページの目次
2.唐織についての解説
唐織は先染めした糸を使い絵柄を作り出す織物で、その工程は20以上に及びます。それぞれの工程が専門の職人によって分業されており、紋意匠図(もんいしょうず)・紋彫(もんほり)・糸繰(いとくり)・製織(せいしょく)に大きく大別されるのが特徴です。出来上がった唐織は立体的な雰囲気で、色彩豊かかつ重厚、広い空間でも存在感を放つことができます。
3.唐織の歴史
唐織の歴史は古く唐時代の中国までさかのぼります。日本では室町時代に将軍やその側近、有力な武家にのみ所有することを許された着物でした。しかし世阿弥が生み出した能楽の衣装としても採用されるようになり、時代とともに伝統的な技術が受け継がれ、現代の豪華な唐織が完成したとされています。また最近では花嫁衣裳として用いる人も増えてきました。
4.唐織の買取査定ポイント
唐織を少しでも高く買い取ってもらうためには、下記のポイントが重要です。 特に品質状況のチェックは厳しく、シミや汚れがひどいと価値が大幅に下落する可能性があるので注意してください。
- 品質状況
- ブランド物かどうか
- 帯とセットかどうか
5.唐織の取引相場価格
西陣織の中でも高価買取が期待できる唐織ですが、オークションサイトでは3,000円~20,000円前後が一般的です。しかし京都志ま亀の唐織は120,000円で落札されるなど、ブランド品になると価格が高騰します。また唐織は帯に採用されることもあるので、着物と帯のセットで保管している場合、高価買取を期待できるのでおすすめです。
6.唐織の買取についてのまとめ
唐織は色鮮やかで重厚感があるのが特徴で、花嫁衣装にもよく使われる最高級の織物です。古来中国の時代に紀元があり、室町時代の将軍や武家など権力者にも愛されていました。一般的な買取価格はオークションサイトで3,000円~20,000円程ですが、ブランド物になると10万円を超えることも珍しくありません。買取の際は品質状況やブランド物かどうかのチェックの他に、着物と帯をセットにするなどまとめておくことをおすすめします。
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