西陣御召(にしじんおめし)の着物買取なら無料査定のできるSATEeee着物買取にお任せ!
1.西陣御召を売りたいお客様へ
西陣御召は京都市とその周辺地域で生産された御召縮緬(おめしちりめん)織物と御召縮緬織物を用いた和服のことを指します。京都市西陣地域にあった織り製法を名前に冠しており、一生のうち一度は身に着けたい高級着物地のひとつです。
このページの目次
2.西陣御召についての解説
御召縮緬という生地で仕立てられた着物の総称を御召といいます。この織り地は全体に波打つような細かい皺(シボ)があることが特徴で、織りの着物の中でも格調の高い正絹とされています。特に西陣御召にはその糸使いに特徴があり、御召緯(おめしぬき)という強撚糸を使用しています。そのシボは滑らかな凹凸で生地全体を覆い、光の屈折によって上品で深みのある色合いを表現してくれます。経済産業省指定伝統的工芸品にも指定されており、上級な織物とされています。
3.西陣御召の歴史
11代将軍である徳川家斉が、細かい格子を織り出した縮緬を好んで着用したことから、将軍のお召し物に由来し、御召となったとされます。西陣御召は古来から殿上人のみ着用が許されたものでしたが、一般でも入手できる時代になっても高級品であることには変わりがなかったため、高級絹織物の総称として「御召」の用語が使われるようになりました。2007年3月には、特許庁の地域団体商標に登録されています。
4.西陣御召の買取査定ポイント
正規の西陣御召かどうかが査定の一番のポイントになります。これを証明するものとして証紙や箱書きなどがあると、非常に有効です。また、品物にシミやカビ、擦れ、汚れ、虫食いなどがあると、査定は下がる傾向にありますので、注意しましょう。
代表的な査定ポイント- 西陣御召かどうか(証紙などがあると査定に有利)
- 保存状態はどうか
5.西陣御召の取引相場価格
西陣御召は、そのブランドからっ市場でも高値で取引される傾向にあります。その価値は、作品の種類や作者によって変わってきます。例えば、藍染めの西陣御召がネットオークションにて39,800円で取引されています。状態は新品で、きれいな模様と紺色が美しい着物でした。他にも、着物ではありませんが、西陣御召の反物が68,000円で取引されました。上質なものだと、反物でも高値が付く場合があります。
6.西陣御召についてのまとめ
西陣御召は経糸に撚りの強い糸を使い、緯糸にも御召緯という撚りの強い糸を使って織り上げた、先練り先染めで作られています。一般的な縮緬よりも大きくはっきりとしたシボが現れ、コシが強くシワになりにくい絹織物です。その格調の高さから非常に人気が高いのです。お手元に西陣御召をお持ちでしたら、査定に出してみてはいかがでしょうか。
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