知多木綿(ちたもめん)の着物買取なら無料査定のできるSATEeee着物買取にお任せ!
1.知多木綿を売りたいお客様へ
知多木綿とは現在の愛知県である尾張、知多半島一帯で織られる木綿のことを言います。1596年~1615年にわたる慶長年間には文献でその存在が確認されており、後に江戸では最も名の通った木綿ブランドになりました。現代でも良質な木綿の量産に力を注いでおり、身近な織物として非常に人気があります。
このページの目次
2.知多木綿についての解説
知多木綿は現在の愛知県知多市、知多半島を中心に生産される伝統的な晒木綿です。別名「知多晒」とも言います。江戸時代初期には生白(きじろ)木綿として流通し、現在の三重県である伊勢国から入ったことから「伊勢晒」あるいは「松坂晒」などと称し、江戸で売買されていました。昭和に入ってからは機織業の機械化が進みましたが、現在でもわずかですがハタゴ(手織り機)による生産が続けられています。
3.知多木綿の歴史
知多木綿は1596年から1615年におよぶ江戸初期の慶長年間に、江戸送りが始まったと伝えられています。 その後、江戸中期の天明年間には職人である岡田村の中嶋七右衛門らが晒技術を導入し、「知多晒」として認知され、人気も高まります。明治中期には、岡田村の竹内虎王が自動織機を発明し、生産性の向上を図ったものの、その発明は豊田佐吉の自動織機の発明と普及にはおよびませんでした。近年では、知多・松坂・泉州が日本での三大綿織物生産地と言われます。近代化、機械化が進む中、昔ながらの知多のハタゴによる手織り木綿の風合いは格別の趣があります。
4.知多木綿の買取査定ポイント
買取査定で最も重要視されるのは真作の知多木綿であるかどうかです。証紙や箱書きなど、正規品であることを証明するものがあると、査定額は高くなります。また、シミやカビ、擦れ、汚れなどがあると、査定が低くなります。
代表的な査定ポイント- 正規の知多木綿かどうか(証紙などがあると査定に有利)
- 手織りか否か(手織りの方が査定が高い場合がある)
- 保存状態が良いか
5.知多木綿の取引相場価格
知多木綿の着物の市場の流通はネットオークション等ではあまり見受けられません。大量生産がなされているわけではないので、どうしても流通数が少なくなってしまいます。そのため、知多木綿でできた着物をお持ちならば、その希少性から高値で買い取ってもらえるかもしれません。
6.知多木綿についてのまとめ
その生地はしなやかでかつ柔らかく、肌なじみの良いことから手拭地や襦袢などに使われています。しかしながら昔ながらの織り機を用いたものは生産量が少なく、希少性が極めて高いです。もしお手元に知多木綿をお持ちでしたら、一度、買取査定に出してみてはいかがでしょうか。
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