丹波木綿(たんばもめん)の着物買取なら無料査定のできるSATEeee着物買取にお任せ!
1.丹波木綿を売りたいお客様へ
丹波木綿は兵庫県丹波市、篠山市一帯で江戸時代から手工業で生産された木綿織物を指します。原糸はすべて手紡ぎのため,織り上がった木綿はふっくらとして張りがあります。ふとん皮や衣服に用いられており、人気な身近な織物といえます。
このページの目次
2.丹波木綿についての解説
丹波木綿は宝永年間から篠山市栗柄の里に伝わる手織りの伝統技術を用い、地元でとれた材料を使って丁寧に織り上げられた木綿織物です。丹波木綿の製作には膨大な時間がかかります。そのうえ、格安の機械織による新繊維の台頭などで、一時は絶滅の危機に瀕しました。そこで篠山市栗柄地区では1973年頃から機織機を持ち寄り、8名で生産を再開、古来からの製法で手織木綿を復活しています。
3.丹波木綿の歴史
1710~1740年の宝永年間ごろから丹波地方では良質の棉が盛んに栽培され、これを手で紡ぎ、手織りで一家の仕事着や作業着などを作っていました。主に農閑期の手遊びでしたが家内工業として成立していたのです。それでも明治中期ごろには機械化による大量生産品が現れるようになり、丹波木綿の織り技術は急速に失われて行きました。これを憂えて、篠山市栗柄地区では1973年頃から機織機を持ち寄り、8名で生産を再開します。1976年には同地区に農家高齢者施設「創作館」が設立され、そこで丹波木綿の技術を教えることとなります。さらに1996年には「兵庫県伝統工芸品」の指定を受け、2004年3月には「希少伝統的工芸品」として顕彰されています。
4.丹波木綿の買取査定ポイント
買取査定でもっとも重要視されるのは本物の丹波木綿であるかどうかです。証紙や箱書きなど、正規品であることを証明するものがあると、査定額は高くなります。また、シミやカビ、擦れ、汚れなどがあると、査定額が低くなる恐れがあるので注意しましょう。
代表的な査定ポイント- 正規の丹波木綿かどうか(証紙などがあると査定に有利)
- 保存状態の良し悪し
5.丹波木綿の取引相場価格
丹波木綿は身近なものにも使われていることから、比較的安価で取引されています。しかし、ものによっては高価で取引されるものもあります。例えば、丹波木綿の九寸名古屋帯はネットオークションで30,500円で落札されています。こちらは、長さ368cmで特に目立った汚れがない状態の作品でした。着物だと、29,400円で落札されたものがありました。使用済みの状態でしたが、黄茶色にチェック柄が入っているカジュアルな着物でした.。
6.丹波木綿についてのまとめ
兵庫県の伝統工芸品であり、希少伝統的工芸品でもある丹波木綿は、糸から手で紡ぎ、織るというもので、その素朴な風合いとふっくらとした織り上りが人気です。もしお手元に丹波木綿をお持ちのようでしたら、一度、買取査定を検討してみてはいかがでしょうか。
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