西陣織(にしじんおり)の着物買取なら無料査定のできるSATEeee着物買取にお任せ!
1.西陣織を売りたいお客様へ
西陣織とは、西陣エリア、いわゆる京都市上京区と北区の一部で生産される、先染め織物の総称です。そこで作られる先染めの紋織物は、完成までに多くの工程があり、非常に手間がかかる高級絹織物です。それゆえに人気があり、高価買取となるケースも多いのです。
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2.西陣織につての解説
西陣織の最大の特徴は、大量生産ではなく、多品種少量方式であることです。染色した糸を使って模様を織り出す西陣織は、完成までに多数の工程があります。これをすべて分業で行っているのです。細い真絹で織った紬(つむぎ)、「お召し」のちりめん状の本しぼ織、表裏で異なる色柄が表現できる風通など織りの種類も豊富であることも特筆に値するでしょう。
3.西陣織の歴史
西陣織の歴史は非常に古く、5~6世紀頃の古墳時代にまでさかのぼります。大陸から渡来人の秦氏一族が山城の国、現在の京都である太秦あたりに住み着き、養蚕と絹織物の技術を伝えたことがそのはじまりです。以降、権力者すなわち朝廷による、言うなれば国営の織物業が西陣と呼ばれるようになったのにもわけがあります。室町時代中期、京都の街を舞台にした東軍と西軍の争い、応仁の乱の勃発です。11年間にも及ぶこの闘争は、織物業にも多大な影響を及ぼし、京都内の織物業はほぼ壊滅状態となりました。その後、戦乱時に西軍の本陣であった大宮今出川付近で織物業を再開したのです。このことから西軍の本陣跡、つまり西陣に因み西陣織という名前が生まれたのです。名前だけでなく、このころには大陸伝来の高機(たかはた)技術を駆使し、先に染めた糸を使って色柄や模様を織り出す紋織(もんおり)が可能になりました。紋織による高級絹織物・西陣織の基礎はこの間に構築され、その一大産地・西陣が確立されたのでした。
4.西陣織の買取査定ポイント
正規の西陣織かどうか、これが買取査定の一番のポイントになります。証紙など、正規品であることを証明するものがあると、非常に有利です。シミやカビ、擦れ、汚れ、虫食いなどがあると、査定結果に影響が出て買取価格にも影響してしまうので注意しましょう。
代表的な査定ポイント- 保存状態がよいか(シミや汚れ、カビなどがないか)
- 信用あるメーカーやブランドの取り扱いかどうか
- 保存状態はどうか
5.西陣織の取引相場価格
高級品である西陣織はネット上でも高値で取引されています。例えば、西陣織の御召がネットオークションで88,100円で買取りとなっています。正絹でできた単衣で、白地にうっすらと見える模様が美しい作品です。また、作品の作者によって買取金額が大きく変わるものもあります。龍村平蔵作の西陣織袋帯『金切』には162,000円という高値が付きました。有名な作者の作品ほど価値が上がっていきます。
6.西陣織の代表的な織り方について
ひと口に西陣織と言っても、織り方が異なれば希少性や買取の際の価格も異なります。ここでは西陣織の代表的な織り方の特徴をまとめてご紹介します。西陣織のお品を買取査定に出す際は、ぜひ参考にしてみてください。
経錦(たてにしき)
経糸(たていと)によって紋様を表現する織り方です。複数の経糸を1組とし、これが裏表に交互に表れることでさまざまな文様をつくりあげます。経糸の数が増えるほど織りの作業が難しくなり、熟練の技が必要です。
糸錦(いとにしき)
金糸や銀糸をはじめ、さまざまな色の糸を使用して紋様を表現する織り方です。錦地を代表する織り方で、中国から伝わったとされています。複数の種類の色糸によって生み出される複雑な紋様が魅力で、帯地や袋物に使用されることが多い織り方です。
緯錦(ぬきにしき)
織物の三原則の一つである「繻子織り(しゅすおり)」において、たて糸とよこ糸が各5本ずつの五枚繻子を地または紋に用いた織物です。もとは男子用の衣類に使われ、後に女性の帯や衣類にも用いられるようになりました。
金襴(きんらん)
金の糸を用いて紋様を表現する手法です。用いられる金糸には種類があり、金箔で飾られた糸を使用するものや、細切りにした金箔を織り込むものなどがあります。掛け軸や僧侶の衣服などに用いられることが多い織物です。
綴(つづれ)
平織を応用した手法で、よこ糸で文様を描き出すのが特徴です。密度の大きいよこ糸でたて糸を包み込むように織る手法で、でき上がった織物の表面にはたて糸は見えなくなります。複雑な紋様をつくるには大変時間がかかるので、希少な織物だといえるでしょう。
佐賀錦(さがにしき)
和紙を用いて作った糸から成る織物です。金・銀の箔を和紙に置き、細かい切れ目を入れて細くよったものを織り糸として使います。たて糸・よこ糸共に金糸・銀糸を用いるのが一般的な手法で、平織または綾織りで仕上げていくのが特徴です。
縮緬(ちりめん)
強いよりをかけた糸をよこ糸に用いて、絹を平織りの手法で織り上げたものです。たて糸にはよりはほぼなく、よこ糸は右より・左よりの2種類を交互に織っていきます。生地表面に縮ができ細かなシボが表れる織物です。
朱珍(しゅちん)
繻子を用いた織物の一つです。5枚または8枚の繻子を用いるのが一般的で、地上げ紋が存在しないのが特徴といえます。同じく繻子を用いた織物の緞子との見分け方は、この地上げ紋の有無で判別可能です。
博多織り
細いたて糸を豊富に使い、太いよこ糸を強めに打ち込んで織り上げるものです。厚く張りのある生地に仕上がるのが特徴で、一度締めたら緩まないとして武士の帯として多く使われました。現代では帯に用いられることが多い一方、洋装品にもよく用いられます。
唐織(からおり)
色糸に金糸・銀糸を合わせて仕上げる織物です。もともとは中国からの輸入品でしたが、室町時代以降に堺や西陣で織られるようになりました。色糸を浮かせて織る手法なので、刺繍を入れたかのような豪華な仕上がりになります。
塩瀬(しおぜ)
たて糸・よこ糸共に絹糸を用いる平織の織物です。たて糸は密に、よこ糸は太い糸を使って横筋を出すように織り上げます。主に女性用の和装品に活用される織物です。糸の浮かし方によって紋様をいれたものは紋塩瀬と呼ばれます。
絽織り(ろおり)
紗織の変形で、江戸時代に誕生した織物です。薄くて軽く、しなやかな生地に仕上がります。通気性の良さが魅力で、夏用の生地として人気です。糸遣いや織り方でいくつかの種類に分けられます。フォーマルな場にも使用できる織物です。
羅織り(らおり)
網を意味する「羅」を冠している通り、薄く透き通る網のような織物です。3本以上のたて糸が互いに絡まり合うように織られる手法で、熟練の技術なくしては織れません。薄くても強度は保たれ、大変上等な織物として知られています。
紗織り(しゃおり)
「絡み織り」と呼ばれる技法を用いた織物です。2本のたて糸をよりながらよこ糸と織り込むのが特徴で、織り目が開いた仕上がりになります。たて糸・よこ糸共に絹糸を用いるのが一般的ですが、近年は絹糸意外を用いるケースも増えています。着物以外にも活用される織物です。
7.西陣織の査定依頼をしたお客様の声
大阪府にお住まいのO.U様
- 問い合わせ方法:メール
- お問い合せ地域:大阪府
O.U様が査定をした理由
若い頃何度か着用した着物が数枚あるので、買取を希望します。コネクトさんは着物好きの知人がおすすめだと言っていました。着物を無料で買取査定してもらえるし、高額買取も多いと聞いたので一度見てもらうことにしました。宅配以外ですが、買取方法が選べるのもいいですね。着物の価値に見合った買取価格を付けてもらえると期待しています。買取価格は相場以上になればいいなと思います。
O.U様がSATEeeeを利用した感想
宅配便などを使わず、メールなどの方法で着物の買取査定してくれるなんて便利ですね。時間もかからず、それでいて価値の高い着物は相場以上の高額買取してくれるので大満足です。出張買取もしているそうなので、また機会があれば利用してみたいと思います。着物の買取業者は信頼できるところを探すのがポイントですが、コネクトさんは高額買取の可能性も高く、査定方法が選べるのでとてもおすすめできます。
茨城県にお住まいのK.T様
- 問い合わせ方法:電話
- お問い合せ地域:茨城県
K.T様が査定をした理由
高齢になった母が着物を整理したいというので、代わりに買取業者とやり取りすることになりました。着物の買取は初めて利用します。こちらのサイトはネット上でおすすめされていたので、試しに着物の無料の買取査定を申し込みました。着物バイヤーの知人がいいと言っていたので、良心的な買取業者なのだと思います。電話口での対応も印象が良かったです。
K.T様がSATEeeeを利用した感想
母の着物の場合は新旧いろいろな種類があるため、出張買取を利用しました。特に価値がありそうなのは西陣織の着物と和装小物ですが、中古着物の買取額の相場などはわからないので業者の方にお任せしました。買取査定の結果、思っていたより高額で買取となったのでびっくりしました。母に教えたら喜んでいて、買取価格で孫にお小遣いをあげるそうです。やり取りもスムーズでしたし、買取価格にも満足です。
東京都にお住まいのA.E様
- 問い合わせ方法:LINE
- お問い合せ地域:東京都
A.E様が査定をした理由
西陣織のハンドバッグと和装用の小物を買取希望です。品物としては、数年前にデパートで着物と一緒に購入したもので何度か使用しています。先日和装小物を新調したので、こちらの品は買取してもらえると助かります。着物はまだ着たいので、今回は小物だけです。買取価格は相場以上になると嬉しいですが、ある程度以上の価格なら場合によっては買取をお願いしようと思っています。
A.E様がSATEeeeを利用した感想
私の場合は西陣織の証紙などが揃っているので、相場を踏まえた良い価格で買取してもらえました。一部ほつれや汚れがあったようですが、そこまで大きなものではないのであまり買取価格には影響しなかったようです。着物の買取も聞かれましたが、断ったらそれ以上はしつこくされませんでした。セルフ方式の買取査定だったので、とても簡単でした。
静岡県にお住まいのH.I様
- 問い合わせ方法:電話
- お問い合せ地域:静岡県
H.I様が査定をした理由
押し入れを整理した際、近年ずっと着ていない着物が何種類か出てきました。着ないままではもったいないので、買取してもらえればと思い電話しました。着物屋でバイトしている孫が、コネクトさんを教えてくれました。セルフサービスのような形で着物の買取査定できるそうで、孫に手伝ってもらいながら査定をお願いしようと思います。
H.I様がSATEeeeを利用した感想
孫のバイト先などで、西陣織の和装品は人気があるそうです。中古品の着物でも相場より上の高額買取になることが多いそうで、今回の買取査定にも期待していました。着物は汚れやほつれがあり全て高額買取とはきませんでしたが、小物は買取価格が相場以上で良かったです。着物の写真などをセルフサービスで送る必要がありましたが、私の場合は孫にやってもらったので問題ありません。買取価格にも満足しています。
8.西陣織の買取についてのまとめ
手間のかかる幾多の工程を経て織りあげられる西陣織の作品はいずれも格調が高く、希少さゆえに人気があります。もしお手元に西陣織をお持ちで、袖を通す機会などがすくないようでしたら、買取をご検討いただくのもよいかもしれません。
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