唐桟織（とうざんおり）の着物買取なら無料査定のできるSATEeee着物買取にお任せ！

1.唐桟織を売りたいお客様へ

現在千葉県館山でのみ生産され、今なお人気の高い織物が唐桟織です。江戸時代を彩る織物とも知られ、長い歴史を持っています。千葉県の無形文化財に指定されており、価値の高い織物と言えます。今回は、不要な唐桟織の作品を持っている方に向けて、唐桟織の買取相場や査定ポイントなどを解説していきます。

2.唐桟織についての解説

唐桟織は、現在千葉県の館山のみで生産されています。一子相伝で技術や伝統を継承してきたため、唐桟織を始めた斎藤茂助の一族の4代目である斎藤裕司が担い手となっています。唐桟織は、根強い人気があり、注文から数年待つ必要があるそうです。唐桟織に人気が集まる理由には、特徴でもある縦縞模様が挙げられます。縦縞模様は、唐桟縞、桟留縞と呼ばれています。縦縞が印象的ながらも、和の雰囲気があり、粋で美しい織物として、現代でも親しまれている伝統的工芸品です。

3.唐桟織の歴史

唐桟織は、安土桃山時代に、オランダ船によってインドから伝えられたとされています。インドのサントメ地方から伝えられたことから縦縞模様をサントメ縞と表現することもあります。唐桟織が広がったのは、江戸時代における天保の頃でした。節約を強いられ、その中で絹織物も禁じられてしまいます。そこに木綿で作った織物として、唐桟織が登場しました。縦縞模様や和の趣が受け入れられ、江戸の一大ブームとなったそうです。以降唐桟織の技術を持った斎藤茂助が館山に移ってきたこと、明治の民芸運動で絶賛されたことなどによって、全国に唐桟織が伝わり、技術が受け継がれました。

4.唐桟織の買取査定ポイント

唐桟織は、一子相伝で作られ、現在も館山のみで作られているため、非常に希少です。そのため、真作であるかどうかを必ず確認しましょう。また、状態の良さによっても査定金額は変わるので、いい状態で査定に出せるように手入れには十分気をつけましょう。

• 真作かどうか
• 証紙があるか
• 状態が良好か

5.唐桟織の取引相場価格

唐桟織の取引実績は少なく、ネットオークションでは反物や帯、小物などの取引が数件あるのみでした。取引実績だけを見ると、買取相場は4,000円前後です。ただ件数が少ないため、物によっては高値がつくかもしれませんし、着物となると状態次第では高額になる可能性もあるでしょう。

6.唐桟織の買取についてのまとめ

唐桟織は、江戸時代に流行した織物で、現在は千葉県館山で斎藤裕司によって作られています。歴史的価値があり、デザインにも人気があるため、現在でも高値で取引されています。買取店の買取実績などが少ないことが予想されるため、証紙や状態が重要になります。お手持ちの唐桟織をチェックした上で、買取査定に出してみましょう。

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